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ファイザー製&モデルナ製のワクチン効果は1年続くのか?

2021-07-08 10:32:48 | 日記

下記の記事は日刊ゲンダイオンラインからの借用(コピー)です

 新型コロナウイルスワクチンの効果をめぐって河野太郎行革大臣と加藤勝信官房長官が“対立”した。

 河野大臣は20日のテレビ出演の際に「ファイザー製も、モデルナ製も、1年は持つ」と発言。ところが翌21日、加藤官房長官が記者会見で「長期の有効的データは十分に得られていない」として、有効期間が1年という河野発言に否定的な見解を示した。政府内で齟齬が生じた格好だ。いったい、どちらが正しいのか。

 今年5月、新型コロナの発症を防ぐ中和抗体について、横浜市立大学の研究グループが効果の持続期間を発表している。

感染から1年を経過した250人の血液を使い、中和抗体が従来型のウイルスをブロックする期間を調べたところ、1年後も抗体が残っていた人は、軽症・無症状の人で96%、中等症と重症の人で100%という高い数字が出た。変異型についても調べ、イギリス型に対して中和抗体が1年間続く人は軽症・無症状で79%、重症で95%。インド型では軽症・無症状で69%、重症で95%だった。

 ということは、河野はファイザーとモデルナのワクチンも同様の有効期間を示すと考えたのではないか。ハーバード大学院卒で近著に「元WHO専門委員の感染症予防BOOK」(三笠書房)がある医学博士の左門新氏はこういう。

両社のワクチンはmRNAを使ったものです。発症予防効果が高いことは間違いありません。ただ、これらのワクチン接種を完了した人の中和抗体が1年持つというエビデンスは取れていない。横浜市立大が調べた中和抗体と予防接種でできる抗体は違うので、現時点では同じ効果があるとは断定できないのです。河野大臣がつい口をすべらせ、加藤官房長官が否定ではなく、『まだ分からない』と修正したということでしょう」

 左門氏によると、従来のワクチンは効果の持続期間にばらつきがある。インフルエンザは半年、A型肝炎とB型肝炎は5年、破傷風、ジフテリアは10年、水痘は20年と大きな差があるそうだ。現下のmRNAワクチンはどうなるのか。

「ファイザー製ワクチンは半年間、効果が持続することが分かっています。あくまでも個人的見解ですが、半年効いたものが一気に効果が激減することはありえない。むろん、効果はなだらかに落ちるでしょうが、短くても1年から1年半は持つのではないでしょうか」(左門新氏)

 しばらくは1年に1回、接種を受けることになる可能性もある。

下記の二つの記事はロイターニュースからの借用(コピー)です

ファイザー製ワクチンの予防効果低下、重症化には依然有効

[エルサレム 5日 ロイター] - イスラエル保健省は5日、米ファイザー・独ビオンテック製の新型コロナウイルスワクチンの予防効果が低下しているとの報告書を発表した。しかし、重症化の予防には依然有効とした。
報告書によると、無症状を含むコロナ感染症に対する予防効果は6月6日時点で約64%、入院や重症化予防での効果は93%。
5月に発表した報告書では、ファイザー製ワクチン2回の接種による感染、入院、重症化に対する予防効果は95%超としていた。
新型コロナワクチン接種の先行国であるイスラエルでは、人口930万人中約60%が少なくとも1回目の接種を終了。1日当たりの新規感染者数は1月時点に1万人を超えていたが、6月には1桁台まで減少した。
しかし、国内でほぼ全てのソーシャルディスタンシング(社会的距離)維持やマスク着用義務が撤廃され、インドで最初に検出された感染力の強い新型コロナ変異ウイルス「デルタ株」が台頭する中、感染者数は緩やかに増加し、4日の感染者数は343人に達した。

ファイザー製ワクチン、「デルタ株」に非常に有効
[エルサレム 6/24日 ロイター] - 米製薬大手ファイザーは24日、独ビオンテックと共同開発した新型コロナウイルスワクチンがインドで初めて確認された変異ウイルス「デルタ株」に非常に有効であると明らかにした。
イスラエルでファイザーのメディカルディレクターを務めるアロン・ラパポート氏は国軍ラジオ局に対し、「インド株が英国株に代わって通常の変異株になった地域を含め、データを分析した結果、われわれのワクチンはコロナウイルスに対し約90%の予防効果が得られた」と述べた。
英イングランド公衆衛生庁(PHE)の分析でも、ファイザーや英アストラゼネカのワクチンで、デルタ株に対し90%を超える入院の予防効果が確認されている。



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