下記の記事はデイリー新潮オンラインからの借用(コピー)です。
秋篠宮家の長女・眞子さま(29)と小室圭さん(29)が結婚を進めている問題で、名古屋大大学院の河西秀哉准教授に取材したものだ。
河西准教授は、眞子さまのお気持ちを《「私は彼が好きだから結婚する」と仰りたいのだと思います》と分析。
一方で、《「滅私奉公」とも言うべき姿勢が国民の信頼》を得てきた皇室が、今回の騒動で《秋篠宮家の「私」を優先する姿勢が皇嗣の威厳を傷つける結果》になったと懸念を示した。
だが、識者の懸念をよそに、結婚話は進む。共同通信が9月16日の正午過ぎに配信した記事は、「小室圭さん、米国から帰国へ 眞子さまと10月にも結婚」としてYAHOO!ニュースのトピックスに転載された。
記事には《10月にも婚姻届を提出する方向で準備が進んで》いるとある。世論のことなどお構いなしと言っていい。SNSなどでは結婚反対の投稿が再燃するなど、記事の余波は極めて大きかった。
週刊新潮9月23日号は「『秋篠宮ご夫妻』が招いた『皇室』危機」という特集記事を掲載。3人の識者コメントを紹介した。
その中の一つが、漫画家・コラムニストの辛酸なめ子さんによる「『海の王子』に重ねた『ちょい悪パパ』の気風」だった。
チャラいマザコン!?
改めて辛酸さんに取材を依頼すると、共同通信などの報道を通じて「眞子さまの積極性」に関心があるという。
「最近の報道を見ていると、眞子さまのほうが結婚に向けて積極的に動いておられる印象です。実際、『30歳までに結婚する』と強い決心をお持ちだとの報道もありました。『このチャンスを逃すと、一生独身で終わってしまう』という危機感すら覚えておられるのではないか、と考えてしまいます。多様化している今の時代、結婚にこだわらなくても良いように思いますし、30歳はまだまだ若いと思うのですが……。」
デイリー新潮は9月16日、「『君はいつでも可愛いね』小室圭さんと眞子さまのスカイプの内容 佳代さんが知人に自慢」の記事を配信した。
辛酸さんは「小室さんがどれだけ女性に慣れているか、改めて強い印象に残りました」と言う。
「記事によると、小室さんは眞子さまとスカイプを使ってやり取りしており、『君はいつでも可愛いね』と話しかけているそうです。恋人にそう言われて嫌な女性はいないでしょう。ただ、引っかかる点がないわけではありません」
小室さんが眞子さまに愛の言葉を囁く。それ自体は普通のことでも、エピソードを吹聴しているのは母親の佳代さん(55)なのだ。
異性に対する“免疫”
「少なくとも私は、恋人に『君はいつでもかわいいね』と言われたら嬉しいです。ただし、そうした会話を恋人が母親に“報告”していることを知れば、私はドン引きします」(同・辛酸さん)
国民の間には、特に年齢層が高くなるにつれ、“皇族の結婚相手”には、ある種のイメージがある。それに比べると小室さんのキャラクターは、やはり“規格外”と言えるだろう。
「黒田清子さん(52)のご主人である黒田慶樹さん(56)も、奥さまに『かわいいね』と仰ったことがあるのかもしれません。ただし、そういうイメージと無縁なのは言うまでもありません。一方の小室さんは、やはり“チャラい”印象があります。大学生時代に撮られた、お腹を丸出しにした写真が流布したこともありました。ICU(国際基督教大学)も名門校ですが、学習院の方がやはり堅実な印象です」(同・辛酸さん)
眞子さまは学習院の初等科から、学習院女子中・高等科に進んだ。辛酸さんも女子学院中学校・高等学校と、共に女子校のOGだ。
「やはり中学、高校が女子校だと、共学に通う女性に比べ、異性に対する“免疫”が少なくなります。その結果として、男性を見る目がなくなる卒業生も珍しくありません。有り体に言えば、イケメン志向が強くなるわけです」(同・辛酸さん)
結婚を急ぐ理由
「実際、最初にテレビで小室さんを拝見した時、さわやかで素敵な男性と、私も思ってしまいました。まして眞子さまは皇族です。一般的な女性より、様々な意味で社会的経験が乏しいのは間違いないでしょう」(同・辛酸さん)
秋篠宮さま(55)と紀子さま(55)は大学時代に知り合い、紀子さまが学習院大学を卒業し、大学院に進まれてから婚約内定が報じられた。
当時であっても、大学を卒業してすぐに結婚するというのは早婚という受けとめもあった。まして今の日本は、更に晩婚化が進んでいるわけだ。
眞子さまも「30歳」という節目にこだわりを見せていると言われているが、辛酸さんは眞子さまの結婚観に両親の“早婚”が影響を与えている可能性を指摘する。
「特に秋篠宮さまと眞子さまは、一般的な親と娘より仲が良い印象がありました。ひょっとすると、眞子さまは大好きな両親と同じように、なるべく早く結婚したいとお考えなのかもしれません。ただ残念なことに、国民の理解は得られていません。会見が開かれるとの報道もありますが、事実であれば、眞子さまも小室さんも対応を練りに練って臨まれるのではないでしょうか」
王太子妃と麻薬
辛酸さんが思い出すのは、ノルウェーのメッテ=マリット王太子妃(48)だ。名門オスロ大学でホーコン王太子(48)と知り合い、程なくして同棲がスタートする。
それだけでもノルウェー国民は驚いたが、その後、マリット王太子妃がシングルマザーであり、父親が麻薬常習者で服役していることや、彼女自身も麻薬パーティーに参加していた過去などが次々と明らかになった。
国民は2人の結婚に猛反対したが、2000年12月の記者会見でマリット王太子妃は涙を浮かべながら国民に謝罪。結婚への理解を求めると、世論は一転して結婚に賛意を示した。
「眞子さまが涙ながらに、国民が怒り心頭であることに対し謝罪の意を示し、『反対の声が多いのは承知しているが、それでも小室さんと結婚したい』と理解を求めれば、日本の世論は変わるのかなど、今後に何が起こるのか強い関心を持ってしまいます。私のような人は少なくないはずで、眞子さまと小室さんがどんな会見を開くのか、国民が注視するのは間違いないでしょう」(同・辛酸さん)
ただし、世論がどう反応しようとも、長期的に見ると皇室の“権威失墜”は避けられないと辛酸さんは考える。
「ネット上で話題になっているのですが、占星術ではこれまでの200年は『土の時代』とされ、権威に価値を置く人が多数を占めたとそうです。ところが、2020年からの200年は『風の時代』に代わり、個人の自由が尊ばれ、権威が失墜する時代になるというのです。眞子さまの“公より私”という結婚観や、世論の皇室に対する失望など、まさにその通りになっているように思われます」
デイリー新潮取材班
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます