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父親の精子から子どもの自閉症リスクを予測&イケメン大学生の精子は“品切れ

2021-05-18 13:30:00 | 日記

下記の記事はビヨンドヘルスからの借用(コピー)です

父親の精子の中に、子どもの自閉症スペクトラム障害(以下、自閉症)のバイオマーカーとなり得るDNAメチル化可変領域を見つけたとする研究結果を、米ワシントン州立大学のMichael Skinner氏らが発表した。このバイオマーカーを調べることで、自閉症の子どもが生まれるリスクのある男性を特定できる可能性があるという。研究の詳細は、「Clinical Epigenetics」に1月7日掲載された。
 今回の研究でSkinner氏らは、自閉症の子どもを持つ男性13人と、自閉症のない子どもを持つ男性13人から集めた精子検体を用いて、エピジェネティクス(DNA塩基配列の変化を伴わずに遺伝子発現を制御する仕組み)、特に、DNAメチル化可変領域に焦点を当てて調べた。DNAメチル化とは、DNA中の塩基の一つにメチル基が付加される化学反応で、遺伝子発現のオン/オフを切り替える働きを持つ。DNAメチル化のレベルが個体間で異なる領域などをDNAメチル化可変領域という。
 その結果、自閉症の子どもを持つ父親の精子のDNAに、DNAメチル化可変領域が805カ所みつかり(303カ所ではメチル化増加、502カ所ではメチル化減少)、これらが自閉症の子どもが生まれる可能性が高いことを示すバイオマーカーとなり得ることが明らかになった。
 そこでSkinner氏らは、このメチル化可変領域をバイオマーカーとして、精子のサンプルデータだけで、自閉症の子を持つ男性と持たない男性を特定できるかを検証した。18人から採取した精子を用いた2回のブラインドテストの結果は、2例の偽陽性を除き、全て正しく特定され、正確度は90%であったという。
 Skinner氏は、「これらのDNAメチル化可変領域をバイオマーカーとして用いることで、父親からその子に自閉症が遺伝するかどうかを評価できる可能性が見えてきた。どの因子が自閉症を促進するかを特定する上でも、大きな一歩だ」と述べている。
 とはいえ、Skinner氏らによると、この方法を臨床で利用できるようになるまでには、さらに研究を重ねる必要があるという。研究チームは現在、男性100人を対象に、さらに大規模な研究を実施している。Skinner氏は、「われわれは以前、環境因子により生殖細胞系列、精子や卵子、エピジェネティクスが変化し得ることを明らかにしている。今回の研究で確認されたこの方法を用いて大規模な集団ベースの研究を実施すれば、こうした変化を誘発する環境因子を突き止められるかもしれない」との見通しを示している。
 なお、米疾病対策センター(CDC)によると、米国で1975年に自閉症と診断されたのは5,000人に1人であったが、2020年は54人に1人となっている。診断率の向上や自閉症に対する認識の高まりも急増の原因の1つだが、環境因子や分子的因子も大きく関わっていると、多くの研究者は考えている。これまでの研究では、自閉症が親から子へ遺伝することがあり、母親よりも父親から受け継がれやすいことが示されているという。

コロナの影響で枯渇?イケメン大学生の精子は“品切れ”状態


下記の記事は日刊ゲンダイデジタルからの借用(コピー)です


「風が吹けば桶屋が儲かる」といった類いの話のようだが、コロナの影響によって精子バンクが世界各地で供給不足に陥っている。精子提供者(ドナー)が減る一方、外出が減り私生活を大事にするようになったため、子供を求める女性が多くなったからだ。

 米国最大級の精子バンク「シアトル・バンク」は、「販売記録は過去最高を記録し続けています。イギリスやオーストラリア、カナダなど世界で増加しており、人気のドナーの精子は売り切れか、順番待ちの状態です」と深刻な状況を話す。ニュージーランドでは、精子募集の広告「ヒーローが必要です」(写真)が登場。よく見ると、胸のマークが精子になっている。

 そのドナーはエリート大学生が多い。米国は、1人の精子から25人までというガイドラインがあり、ますます精子の値段が高騰。前出の精子バンクでは、1回に注入する精子が約12万円。妊娠するのに複数回を要することが多いので、4~5回分で50万円近くになる。学生にとっては割のいいアルバイトだが、あまりに需要が多いため「人気のドナーは、疲れ果てて精子提供が追いつかない」状態だという。

 米国では、精子提供による出産は年3万~6万人と推定され、そのうち女性の同性愛者が60%、シングル女性が20%、異性愛カップルが20%だそうだ。なお、日本でも医学生などのボランティアによって精子提供されているが、子供10人までという基準(日本生殖医学会)があるため、やはり品薄状態にある。そのためネットでは、精子提供のマッチングサイト、個人の精子ボランティアなどのHPが多数ある。ただし、経歴詐称によるトラブルも世界的に発生しているようなので、女性はご注意を。



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