レンタル和装の季節感

前の記事に引き続き、着物について。
レンタル和装の季節感ってどうなんでしょう？？

四季の花が散らしてある柄の着物が多いこと多いこと。
梅や桜の花とモミジの葉がすぐ隣に描かれているのは、なんだかすごーく残念な気持ちになります。
そんな風に思うのは、私だけかしら？
まぁ着物の柄なんて好き好きだし、気にしなければ良いんだと思うんだけど。

日本人が日常的に着物を着ていた頃は、実際の時期よりほんの少し先どりした季節（1ヶ月くらい先？）の柄を選ぶのが良いとされてきたといいますよね。
帯の柄はもちろん、小物の色使いで、季節感を出していたと思うのです。
小学生の頃から、そういうのって素敵だなって思ってたんです。
だから、レンタル和装に多いデザイン「四季の花」なんていうのがどうも好きになれなくて。
…だけど、やっぱりレンタルはオールシーズン対応っていうのが最優先事項なんですよね。

私は白引き振袖で探していたので、特に季節感がない柄ばかりでした。
黒引きはどこのお店も取り扱い数が多いので、「秋用」「春用」っぽい柄もたしかにありましたが…。

最終的に私の決めた白引き振袖は、帯＆小物のコーディネート含めてなかなか気に入ってます。
だけど、やっぱり梅と椿（さざんか？）と菊の花が混ざっているのは、残念。
それでもモミジが入ってないから、まぁ良いかなって思って決めました。
本当は４月初旬の挙式だから、梅じゃなくて桜が良かったんだけどね

そこまで選べるほど、世の中に白引き振袖がなかったの(^^ゞ

神田うのが、自分のウェディングドレスをデザインしちゃう気持ちがすごーくわかりました！


せめてレンタルの白引き振袖も「春」「夏」「秋」「冬」の４モデルくらいあっても良いのではないでしょうか？？
やっぱり白引きは採算とれないのかなぁ
せめて「春」「秋」は別にしてもらいたいと思うのです。

白引き振袖

和装の結婚式といったら、やっぱり白無垢や内掛け！ですよね～。
でも引き振袖っていうのもあるんです。
立った時に引き摺るように着る正装。（説明が下手でごめんなさい。写真でわかるかな？）
黒引き振袖が一般的ですが、他の色もあります。

帯が見えるので、後ろ姿もまた美しい
あたしは引き振袖の存在を知ってから、どうしてもこれを着て挙式したくなりました。
それも白引き振袖で。
やっぱり白は花嫁さんの色だもんね。


そしてついに先日、結婚式の衣装を決めました！
結局、一番最初に試着しに行った銀座のドゥアンディオールの白引き。

挙式はほとんど親戚のみで神社で行い、披露宴は近くの料亭で小規模に行うつもりです。
親戚は両家ともあんまりうるさいことを言わない人たちなので（…多分）、お色直しは無しで、洋髪＆白引き振袖で挙式も披露宴もやりたいと思ってました。

神社や披露宴会場が提携しているところはもちろん、他にもネットで問い合わせたり…。
散々調べたけど、貸し衣装って値段も質もピンきりなのね

黒引き振袖はたくさん種類があるけど、白引き振袖は数が非常に少ない。
そもそも取り扱ってない店もけっこう多かった。

それでも色々な店で試着して、散々迷った。
そして後悔したくないから、一番高かったけどこれにしました！
お金はその分、これから稼げばいいさ！！
(>ε<)

他のお店の着物は、柄デザインはなかなか良くても、内側が妙に明るいサテン風の布だったり、小物や帯の質がいまいちで…
特に帯が安っぽいのが許せなくて(>_<)

だって、引き振袖は内掛けや白無垢と違って、帯が見えるところが魅力でしょう。
特に挙式中は、後ろ向いてることが多いわけだし。
その大事な帯の質があまりに低いお店が多くて残念
差額は20～30万くらいするんだけど、私はどうしても妥協出来なかった

そんなわけで、自分のためにこんなに贅沢するのは初めての経験で、かなりドキドキだけど、決めちゃいました！

でも、おかげで結婚式がかなり楽しみになってきた
色々面倒なことも多いから、ちょっと暗くなってたんだよね。

そんなわけで、今日は節約生活。
タクシー使わず、歩いて帰宅してます。