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世界恐慌をサバイバルする。セルフヘルプの精神VS政府にぶら下がる精神。中国共産党ウイルス、恐怖・絶望・不況撃退法、リアル・エクソシスト。(及川幸久)【言論チャンネル】2020/05/18

2020年06月01日 14時12分38秒 | リバティ 学園 幸福実現党 関連  

 

世界恐慌をサバイバルするセルフ・ヘルプの精神【前編】[HRPニュースファイル2162]

https://youtu.be/T0CHRHSZNKk
幸福実現党外務局長及川幸久

◆イギリスを繁栄させたセルフ・ヘルプの精神

コロナウイルスの被害というよりも経済的な問題が、日本、そして世界で深刻な問題になってきました。
イギリスの著述家サミュエル・スマイルズは、「天は自らを助くる者を助く」(セルフ・ヘルプの精神)という有名な言葉を残しました。
幕末、徳川幕府は、当時の覇権国であったイギリスに海外の技術や知識を日本に導入するため若手を留学させました。その留学団のリーダーが中村正直です。

中村の問題意識は、「同じ島国なのに、どうしてイギリスが覇権国として、これほどまで繁栄したのか」ということでした。
まず、イギリスの工業生産力に驚くのですが、夜は街灯が光を放って明るい。家は江戸城の塀よりも高く、しかも住んでいるのは庶民が住んでいる。これに中村は驚いたわけです。
そのうち日本では江戸幕府が倒れ、留学団は帰国することになりました。

船で帰る直前に中村の知り合いのイギリス人が、「今流行っている本はこれだ」と渡したのが、サミュエル・スマイルズ著『セルフ・ヘルプ』という本だったわけです。

この本は、150年前、聖書の次に読まれていた本で、大ベストセラーだったのです。イギリスをイギリスたらしめた秘伝書と言われています。
300人近くのイギリスの庶民が「自助努力の精神」を発揮して、コツコツ努力して成功してきたサクセス・ストーリーを集めた本でした。
中村は帰りの船の中でこれ読み、「イギリスに繁栄をもたらした答え」はこれだとすぐに理解しました。それが「セルフ・ヘルプの精神」だったわけです


◆「立志」で世界列強に仲間入りした日本

中村は、この本を帰りの船の中で繰り返し読んで暗記するくらいになったと言われています。彼自身は、この本の本質を次のようにつかみます。

セルフ・ヘルプの「自助」とは何か。それは、努力したら道が開けます。それだけではないのです。

そうではなくて、まず志を立てる。志を立て努力によって志を成し遂げる。これがセルフ・ヘルプなのだと。この中心概念をつかみました。

これを中村は、「立志」と呼びます。
日本に帰ると彼自身はこの本を日本語に翻訳して『西国立志編』というタイトルで出しました。
『西国立志編』の西国とは、イギリスのことです。「立志」とは彼がつかんだ「セルフ・ヘルプの精神」だったのでこういうタイトルにしたわけです。

徳川幕府には、「立志」という概念がなく、武士はみんな「幕府にぶら下がっていた」と言うわけです。この本は、明治時代に100万部を超えるベストセラーになりました。
日本は鎖国を続けていた遅れたアジアの国だったのですが、しかし江戸時代から識字率は高く、この本を読んでいなかった者はいなかったと言われるぐらいでした。

その結果、日本は世界列強に仲間入りを果たしたのです。


◆サバイバル精神が日本を繁栄させる

この話を現代に当てはめると、今は不況・恐慌の心理状態にあります。そういう時に人々はどんなことを思ってしまうのか。

「幕府にぶら下がる精神」を、今に置き換えると「政府にぶら下がる精神」になっています。

人々が生活で困っているなら、すべての人の家賃は全部政府が持て。給料も全部持て。電気代も全部持て。何から何まで政府が全部持てばいいじゃないかというような政党もあります。

そうなると、国民も政府が何とかしてくれると思うようになります。

これは、「セルフ・ヘルプの精神」と対極にある考えです。政府に頼る気持ちを捨てて、自分のことは自分で守る。サバイバルする「自助の精神」を持つ人が多い国は繁栄します。

サミュエル・スマイルズの『セルフ・ヘルプ』はこれを説いていました。


◆どんな時でもポジティブに考える

アメリカでは、ノーマン・ビンセント・ピール牧師が世界的なベストセラー『ポジティブシンキング積極的思考の力』で重要なことを言っています。

「目の前の事実がどんなに困難で、絶望的だとしても、それは重要ではない。重要なのは、その事実に対する私たちの姿勢だ。なぜならポジティブな思いを持っていれば、その事実を変えられるから。」

これが「ポジティブシンキング」の中核部分です。
今、「目の前に起きている事実」は重要じゃない。それが10年に1回の不況であったとしても、100年に1回の恐慌であったとしても、それは重要ではない。

重要なのは、「事実に対する私たちの姿勢」なのだと。その姿勢がポジティブであるかどうかだと。ポジティブであったらそれを変えられると。
ここに「セルフ・ヘルプの精神」の大事な側面があります。どんな時も「ポジティブ」に考えることです。
今、自分の人生に何が起きているか。会社が倒産しそうになっているかもしれない。失業しそうになっているかもしれない。給料がもう出ないかもしれない。ボーナスなんかあり得ないかもしれない。

そんな時であったとしても「ポジティブ」に考えるという姿勢が目の前の事実を変えるのだと。

(つづく)

世界恐慌をサバイバルするセルフ・ヘルプの精神 [HRPニュースファイル2163]

https://youtu.be/T0CHRHSZNKk

幸福実現党外務局長及川幸久

◆100%自己責任という考え方

前編では、「セルフ・ヘルプの精神」の大事な側面として「ポジティブシンキング」について述べましたが、他にも大きな側面として「100%自己責任」の考え方があります。

20世紀に世界で一番売れた本だと言われている1993年に発刊された『心のチキンスープ』という本があります。
著者はジャック・キャンフィールドという人です。この本を出すまではまったく売れない作家でした。
ジャック・キャンフィールドは、別の本の中でこう言っています。

「人生の責任を100%自分で持とう。」
その中で、トヨタの高級車「レクサス」のショップの実話を紹介しています。

このお店ではロサンゼルスの富裕層がやってきて高級車レクサスが飛ぶように売れていました。しかし1991年湾岸戦争が始まるとピタリとアメリカの経済は止まり、全然車が売れなくなってしまったのです。
しかも、簡単に終わると思ったの戦争は延々と続きました。

今起きていることの責任は湾岸戦争にあるのか。それとも自分にあるのか。ディーラーは「この責任は、すべて自分にある」と考えました。
戦争は自分ではコントロールできない範囲で起きてしまったこと。しかし車が1台も売れないという状況は自分に責任がある。そう考え方を変えたら一つのアイデアが浮かびました。
そして、街の高級住宅地でセレブがやっているパーティーにレクサスの新車を持っていき、試乗をすすめたのです。
するとハンドルの握りやエンジンの具合、車の座席のクッションの心地よさが新しいということでレクサスが売れ始めたのです。

これによって、このディーラーは新たな顧客を得ることができ、戦争があっても売り上げを上げるようになりました。
ここでジャック・キャンフィールドが言いたかったことは、自分がコントロールできないことが起きたとしても、自分の「念い、イメージする力、行動は、完全なる自由が与えられている」ということです。

その自由を行使することによって、「セルフ・ヘルプの精神」で自分の道を拓くことができると言っているのです。
これが、「100%自己責任」という考え方です。


◆運命がレモンをくれたらそれでレモネードを作れ

もう一つは、「運命がレモンをくれたらそれでレモネードを作れ」です。

以前にも紹介した幸福実現党の大川隆法総裁の『鋼鉄の法』は、サミュエル・スマイルズの『自助論』をもっと現代的に書いています。
この本の中に「運命がレモンをくれたらそれでレモネードをつくれ」という話があります。これは、デール・カーネギーの『道は開ける』の中にも出てくる言葉です。

「運命がレモンのようなすっぱい、つらい経験を自分に与えたとしたら、そのつらい経験からレモネードという甘くていいものをつくっていこう」というたとえ話です。
失敗は失敗で終わらせてはいけない。失敗して、挫折して、絶望して、人によっては、自分の命を失う人もいるかもしれない。しかし失敗というのは使い方があるのです。
「次の仕事のヒントにできないか」「同じ失敗をしないようにできないか」という問いかけを自分にして、ここから教訓を得ようとすることです。

ここまでが「セルフ・ヘルプの精神」の側面として、「ポジティブシンキング」「100%自己責任」「運命がレモンをくれたらそれでレモネードを作れ」を述べました。

◆心の対話の方法

最後に自分自身との「心の対話」の具体的な方法についてです。
ナポレオン・ヒルは、90年前の世界恐慌の時に『THINK and GROWRICH』(『思考が現実化する』)という本を出して、恐慌の中で苦しんでいる人々を元気づけました。

実は、ナポレオン・ヒルは、世界恐慌のさなかにもう一冊重要な本を書いています。
日本語版では、『悪魔を出しけ!』というタイトルですが、英語のタイトルも同じ意味で『悪魔を出し抜け』です。

ナポレオン・ヒル自身が、自分の心の中で自分の心の中にある悪魔と対話をする内容です。「自分の中の悪魔」と戦えということです。
自分を失敗させ不幸にするものは、政府でも他人でもなく、自分の中の悪魔なのだと言っています。
新型コロナウイルスの正体は、「中国共産党ウイルス」であり、その狙いは何かというと、「人々に恐怖や絶望を与える」ことです。

ナポレオン・ヒルは、「自分の中の悪魔を撃退せよ」と、これがまさに世界恐慌を撃退することになるのだと。そのために自分自身との「心の対話」が必要です。
まず、一人になる空間を見つけてください。皆さんの自宅でもどこでもいいです。そして目を閉じて深呼吸を繰り返してください。

心が落ち着いたと思ったら、自分で自分に質問して、その自分がした質問に自分で答えるのです。
例えば「立志」について。

「私は、政府や他人に頼るのではなく、自分のことは自分で守るつもりか?」
そう自分に問いかけてみて、自分と対話するわけです。

「ポジティブ思考」について。
「私は、目の前の事実が変えられないと思い込んでポジティブに考えることを忘れていないか?」
「100%自己責任」について。

「私は、人生の責任を100%負っているか?」
そして「失敗」について。
「私は、失敗から教訓を得ているか?」

このように、静かな空間の中で自分に対して聞いてみる。これが心の対話です。
世界恐慌を乗り越えるためのサバイバル術とは、それは「セルフ・ヘルプの精神」です。
それを「心の対話」の実践によって身につけていく。それが今この時期にやるべきことだと考えます。
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2020/05/18
 
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2020年5月16日収録
 
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