年金の試算を公表しない詐欺政権
2012-01-30
曽我周作氏のブログ転載
昨日の某新聞でも、
「消費税増税はしかたがないと思っている方が6割いる」
と報道しているように、
政府とマスコミが一緒になって消費税増税にむけて
ひた走っています。
しかし、そもそも、今の政権が「社会保障の安定」を
理由に消費税増税と言っていたのを忘れてはなりません。
要するに、政府は消費税を増税すれば、皆様の老後の
年金は安心ですよ。っていうようなことを言っているわけですが、
試算してみたら、全然そんなことなかったわけです。
消費税を10％にしたところで全然足りないと。
まぁ、幸福実現党がずっと言ってきたように、そんな
こと改めて資産しなくても十分わかりきっていた
はずですけども、
実際に試算したものを公表したら、
「安心の社会保障はどうした！！」
となるわけです。そうすると支持率は確実にさがりますし、
そもそも消費税増税の正当性が疑われるわけです。
それと、今回の消費税増税の理由に、政府は
「財政再建」という理由も使っています。
これも何度も言っているように、ヨーロッパで
実際増税して、緊縮財政をしてみたら、
景気が悪化して税収は増えず、失業者が増加して暴動
発生し、税収増えないからまた増税が必要、などと
完全に悪循環にはまっています。
だからこそ、IMFも増税・緊縮財政の財政再建を一気に
進めようとしてもダメだということにようやく気付いた
わけなのです。
で、政府は社会保障と財政再建の二つの理由を矛盾
しながら掲げていますが、
結局どちらも成し遂げられずに終わることは確実です。
はっきり言いましょう、彼らにはどちらの改革も無理です。
年金はこのままの制度を維持するのは、少子高齢化を
考えると無理です。
もっと長く働ける社会にしなければ、絶対にもちません。
それか、海外からの人材を大量に受け入れる以外には、
現在の制度は維持できません。
つまり抜本的な改革が必要になるわけです。
政治家は本当ならば、こういうことを正直に国民に
言わなければなりません。
そして財政再建は、何度も言うように経済成長
させなければ絶対に無理です。
経済成長しなければ税収も増えないのです。
ということは、経済成長の政策が無い民主党政権には
財政再建は不可能です。
何度も繰り返しになりますが、増税によって税収が
増えないことは我が国の税収の推移をみれば明らかです。
増税するたびに景気の悪化を招き、結局は税収が
減少しています。
民主党政権は、財政再建もしたいから増税と言って、では
歳出削減をするのかと思えば、低所得者に給付金を出したい
などと、歳出を増加させようとし、しかも社会保障では
今以上の最低保障年金などでバラマキをしたいという。
そもそも言っていることが支離滅裂なんです。
それでも消費税増税に賛成しますか？
http://ameblo.jp/water-heaven23/entry-11150249887.html
