東京都知事が提案 2020年五輪のマラソンをクリル諸島で 2019年10月17日 23:40
https://jp.sputniknews.com/japan/201910176763787/
東京都の小池百合子知事は、2020年五輪のマラソンと競歩の会場を東京から札幌に移す案についてコメントし、
ロシアで南クリル諸島と呼ばれる「北方領土」での開催を提案した。
小池知事は17日、連合東京の会合のあいさつで「IOCから通達のような形で受けた。
まさに青天のへきれき。よほど緯度の高い涼しいところというなら、北方領土でやったらどうか」と述べた。
共同通信が報じた。
17日、東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会の森喜朗会長は、東京都は
この問題に関する国際オリンピック委員会(IOC)のいかなる決定も受け入れなければならないとの考えを表した。
先に、札幌市当局は、マラソンと競歩が同市で開催されるのであれば光栄だと強調した。
観測によれば、この3年間の7月末から8月初めの平均気温は30度を超えていた。
この気温は東京五輪が開催された1964年よりもはるかに高い。最も懸念されているのは
長距離の競歩とマラソンであり、選手と観客にとって過酷な状況となる。
第32回夏季五輪は東京で2020年7月24日から8月9日まで開催される。
大会費用は約2兆円とみられている。
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