アーサンのネーチァーワールド

春は山菜、夏は沢、秋紅葉、冬は樹氷を求めて・・・・・!

芦生散策~小野子東谷右俣

2011年08月06日 | 日記
6月18日前泊で芦生の沢に行った。

今年は原発事故のあおりを受け、気持ち的にも、時間的にも

沢に行く機会がなく初めての沢行・・・

会の新人含め4人パーティ、前泊はいつものロードパーク

   T氏初めての山料理??!

   ロードパーク付近の花々




   25m滝は右岸を巻く





25mから先は直登で・・シャワークライミングを楽しんだ

最後の滝は、自分的には直登して中段で左へ、

そして落ち口へと考えていたが・・

先行T氏が右壁直下に入ってしまったので、そこで交替

「ま、いいかっ」と右壁を登攀・・階段状だが、細かい岩屑が堆積しており

払いながらの登攀・・・

901mから南西尾根に乗り、672mをへて予定通りの軌跡をとって下山した。


901m付近尾根のギンリョウソウ


2011年3月11日メルトダウン余波・・・・③帰省

2011年08月05日 | 日記
 事故後2回目の帰省・・・

仮設住宅にヨメたちが持ち切れなかった家事道具を積んで走った。

もうひとつの目的は、自宅周りの竹の伐採・・

2年がかりで伐採したものが放置しておくと一年で元に戻ってしまう・・

「放射能の中でわざわざしなくても・・」とヨメは言うが

ヨメと息子の努力を無にしたくないとの思いだ


 今回の帰省にあわせて、購入するかどうか悩んでいた線量計を持って。

大阪の線量は0.04μsv/h位・・・自宅はどのくらいなのだろうか






 仮設住宅から、伊達市~テレビで度々放映されている飯館村~わが町へと

線量計のアラームを3μsv/h にセットして走った。

伊達市の小国という地域からなり始め鳴りやむことがない・・

飯館村の中は、平地で4~峠道で16μsv/h位の線量

  自宅草刈り後の線量(車内)

  
  飯館村の池

  池のスイレン

  我が家の庭の花々



















人の住まない家の周りは雑草がすぐに伸びる・・竹と家まわりのみ草刈りした。

家の中の線量は4~6μsv/h、

部屋の真ん中に立つと一部ならないところがある程度

玄関や外は10~12μsv/h、地面近くはさらに高値になった。

  親戚の家・・もちろん無人

  自家製長椅子

この時点での仮設住宅入居者はまだ50%以下

せめてお隣と腰かけて話せる椅子がほしいなと端材をもらって

長椅子を作った。

 近くの広場では毎月軽トラ市というものが行われている

帰省中には、被災者支援イベントということで

ロックバンドの演奏、宮崎の炭火焼鶏がふるまわれていておいしく頂きました。

  地元ロックバンド


2011年3月11日メルトダウン余波・・・・②

2011年08月04日 | 日記
とにもかくにも、大阪にきた二人は安心感とともに、

帰ってきてよかったんだろうかと、葛藤し始めた・・

息子は年齢が若いから放射能の影響を受けるので

しばらく戻らないことにした。

  内壁のひび割れ①

  内壁のひび割れ②他無数に


 ヨメは、知り合いの手助けができるかも・・

電話のやり取りをしているうちに、

知人の町の職員も疲弊してきて、手助けしてほしいとの要請で

二本松の避難所のボランティアに行くことになった。

置いてきた車と荷物の移動や避難所の確認のため

4月1日夜大阪を出て、2日元職場の避難所に寄り、それから自宅に行った

以前避難所になった公民館などの駐車場には

車がそのままたくさん置かれていたままだった。

(ガソリンがなく町の手配したバス等に乗ってさらに二本松市に避難したため)

スバルには荷物を積めるだけ積んで・・・・

しばらくは戻れないだろう我が家に別れを告げた。

それから二本松の避難所に行く途中で、

遅い昼ご飯を食べて避難所へ

職場からの避難所への支援物資・・歯磨きなどを届け

ヨメとは避難所で別れた。


 町の避難者は二本松の避難所から、福島県内の旅館や公共施設に

三度移動することになり

二本松の避難所でのボランティアは終了することになり

4月18日に福島を発ちヨメが帰ってきた。


 5月23~25日、実家の様子を見にヨメと息が福島へ


ヨメの知人から、仕事と仮設住宅の申し込みができる・・

来ないかと連絡があり、

「先行きを見ないと・・福島にいた方がいつでも家を見に行ける・・」

話しあった結果、仮設住宅を申し込むことになった。

期間は1年、延長2年なので、

その時点で戻れるのか戻れないのか判断することに・・

そして、6月5日夜、ヨメと息子は大阪を出て、6月6日仮設住宅入居した。

 
浄化槽のコンクリートの地盤沈下