昔、大晦日には各地から集まった狐が大きな榎木の下で装束を整えて王子稲荷神社に詣でていたそう
時代が進むにつれ自然が失われ、集合場所だった榎木が人間に伐採されてしまったことで、いつしか狐の行列は見られなくなってしまった
それを偲んだ人々が、狐に扮装して行列となり、王子稲荷神社へと初詣をするようになりました。
これが、『王子 狐の行列』
榎木があったとされる装束稲荷神社から、王子稲荷神社の間を、狐に扮して行列になり練り歩きます。
王子稲荷神社には『願掛けの石』や『狐の穴跡』などの名所も素敵
大晦日、祭り当日
『王子 狐の行列』は1月1日の0時より始まると
狐の面をつけた人々が行列となり
スタート
暗い中に狐の面をつけた人々が歩き出す狐火に見立てられた提灯が幻想的な雰囲気を醸し出す
狐の行列の際に見られる狐火の多少によって、翌年の作物の豊凶を占ったと語り伝えられているらしい
なんともいえない空気感
いい年越しを迎えることができました
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