SPICA ~占い(占星術・タロット)@広島で、人生に輝きを~

広島の西洋占星術&タロット占い師、 
櫻井みわが綴る開運日記。
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神田昌典さん広島講演会に行ってきました 3

2012-02-20 20:41:27 | 人との出会い 交友録

自分の技能を提供することで、

お金ではなく物々交換の形で、食料や生活必需品を手に入れている人、

あるいはそういう生活をよいものだ、と考えている人たちは確実に増えている、

と神田氏は語る。

ネットや、地域のコミュニティを介して、そういう交換、やり取りが増えれば、

これまでの人間関係が変わっていくのは必然だろう。

 

社会のあり方が変われば、お金の価値観が変わり、教育のあり方も変わっていく。

たとえば、日本人でありながらネパールでの放浪歴がある、という青年は、

英語・ネパール語・日本語が堪能で通訳レベル、という特殊技能を持ちながら、

現在は居酒屋でバイトをしているのだ、という。

東京だと時給は1,000円くらいだろうか。

新卒一括採用にこぼれた青年は、せっかくの高い能力を持ちながら、

大企業や官公庁の正職員ではなく、時給1,000円のバイトで働いている。

今のような、ネットのインフラが整った世の中であれば、Face bookTwitterを介して、

彼の技能を活かせる、単発の仕事が舞い込むことだろう。

最初はボランティアであったとしても、新たな人脈が広がり、

そこから収入が発生することだろう。

 

このような時代、

今までの学歴偏重の世界が崩壊していくのは目に見えている。

今は小学校や中学校で、マインドマップを生徒が作成する、という授業があるそうだが、

どんな能力の生徒でも、目が見えない・知能の発達が遅れている盲学校の生徒でさえも、

自分がワクワクできる夢、未来を描くことができれば、

そこに至る道程、苦難や挫折も含めて予想し、

自分自身でキャリアデザインを描くことができるのだ、と言う。

これでは当然、

「いい成績を取り、いい大学に進み、大企業に就職するのがよい」という価値観は、

時代遅れのそしりを免れない。

 

子供たちが自分の人生のゆく方向を生き生きと思い描き、

夢の実現に向けて行動するとき、

大人にできることは、

  • 若者のやり方に口出ししないこと
  • 人間としてのValue(価値)を伝えること

だと神田氏は語る。

 

(続く)


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