流石ブラック企業の弊社で起こったハプニングは愉快にしてくれるよな。
何があったのかといえば、中途採用の講師Oが半年の研修という名の修行を経てめでたく3月中旬より室長に昇格した矢先、3月26日に無断欠席 (連絡さえ取れないという状況) で退社。室長になった期間はわずか1週間も満たなかったのではとういう感じですな。
今回の事件に関しては、「前任の室長Uが講師Oを潰した。(事実上切ってしまった)」という評価になっている。
前置きをすると、一昨年度のC校は退職後 (結果としてその後病死した) 旧旧室長Iの後任として、文系講師兼ブロック長Uが室長として配属。なので私は理系教科主任の立場でもあったため、私にはあまり教科指導を出来る立場でもなかった。
それが昨年度は私はC校からH校へ異動。そして、C校では室長希望の文系講師Kを配属するもKは非常に使えない講師でUからもさんざん叱責を受け8月末で退社。(どれだけ使えない代物かは
2005年6月24日投稿分・
2006年6月27日投稿分 を参照すること。) そして、その後釜として文系講師Oを配属したが、(私の目から見ると新人講師としてはかなりの実力を持っていたことは事実) 先月末に事実上の退社。つまりUは2人の講師をアボーンさせたことになる。
結果として室長はUに戻る形になったが、最後に彼の評価だけして終わりにする。
彼は、私と同じ歳とは思えないほど非常に気迫もあり、体力面・精神面では申し分ないほどタフなのは事実だが、講師の育て方はやや問題があるかもしれない。決断力・行動力は評価するが、部下に何故その行動が必要なのかを上意下達で伝わると思っていたふしが多々あるのは否めない。
追伸: (U室長を含めて) 社会担当の教師・講師に一言だけ言っておく。社会科は暗記科目といわれているが、用語 (人名・組織名・事件名) の背景を掴めないと実力がつかない科目である。歴史・公民なら出来事が起こったその時代背景、地理なら地形・気候条件をきちんと理解させないと本当の意味での実力はつかない。
理系である筆者がセンター試験の地理 (現在の地理Bに該当) で点数取れたのも、背景をきちんと説明できていた先生に教わってもらったのが大きい。ただ、地理は歴史科目 (日本史・世界史) に比べると理科 (特に地学・生物) の要素が大きいのも事実 (・∀・;)
<チラシの裏>
文部科学省の学習指導要綱より'94年高校入学生からは世界史A・世界史Bのどちらかが必修になっっている。しかし、理系の高校生でセンター試験の地歴公民で人気の高い地理Bと決めている人にとっては、受験で使わない世界史の代わりに地理させようとして、「世界史A/B」という名目で「地理A/B」を履修させていた「
世界史未履修問題」が発生するのは自然な流れだな。
</チラシの裏>