三つ目です。「自分に出来る親切、誠実を心掛けること」 道を譲ったり、笑顔で接したり、優しい言葉かけをしたり自分に出来る親切、誠実を普段から心掛けていきましょう。ちょっと気をつけなければならないのは、相手が不快に感じるような干渉をしないこと。人は「嫌な情報を与える人は嫌な人」と情報と人柄を結び付けて脳にインプットします。私の家の隣人は「車に傷がついてますよ」と、わざわざ伝えにきたことがありますが、引っ越ししてすぐのことで、あまり良い印象をもちませんでした。
心を守るためと人生の波を穏やかにするために、心掛けておいたほうが良いこと。二つ目「趣味や自分の好きなことに没頭する時間をもつ」。家事、育児、仕事などを抱え、なかなか趣味の時間をもてない人も多いかもしれません。ですが「楽しい」と思える時間をもっていると、人生で遭遇する様々な出来事、とくにツライと感じることに対してクッションのような役割を果たし衝撃を和らげてくれます。同じことを経験することになったとしても衝撃度が異なってきます。
日常生活を送っていると嬉しいこともあれば悔しいこともあります。胸を締め付けられるような悲しみを感じることもあれば、強い怒りを覚えることもあるでしょう。人間なので感情の起伏があるのは当然です。人生には様々なことが起こりますが、自分の心を守るためと人生の波を穏やかにするために心掛けておいたほうが良いことがいくつかあります。一つ目は「嫌なことを無理してしないこと」 自分が苦手だなと思うこと。例えばコミュニケーション能力が低めなのに接客業や営業職、チームワーク重視の職に就くなどです。苦手な相手に無理して合わせることもです。無理をすると心に負荷がかかります。感情と人生の波は連動しています。