(有)馬町さくらファーム

食卓の向こうの美味しい笑顔を求めて

作業はドンドン進んでおります!

2016年04月29日 | 記事一覧
こんにちは♪♪
さくらファームの石川です('◇')ゞ

世の中多くの分野で新年度を迎えた4月…我がさくらファームは繁忙期となり、日々皆で駆け回っている状況です。

まずは稲作。
先日ハウスで“そね”に種蒔きをしましたが、今度は『直蒔き』の準備です。

皆さんこの違い分かりますか?
初心者で、尚且つ知りたがりの石川は、もちろん質問しました。
「苗を育ててのお米と、田んぼに直に種を蒔くお米と、何か違いがあるんですか?」と。

答えは単純でした。
「手間の違いかな。」と…Σ(・ω・ノ)ノ!

最初の一言に思わず「予想通りなのか…」と失笑しそうになりましたが、でもそれだけではありませんでした。

我がさくらファームは膨大な量の稲作を行っております。その為、その全てを“そね”に種蒔きして苗を育てるには、これまた膨大なハウスと手間が必要となるのです。そしてそれぞれの工程(種蒔き→田植え)には見合った時期というものもあります。それらを考えると、自ずと『直蒔き』という方法が出てくるワケです。
ただ、直蒔きにはリスクがあります。田んぼに直接種を蒔けば、そこで種が育ち芽が出てくるワケです。そうすると…鳥達がやって来るんだそうです。新芽を食べに来るって事ですね。そうなると、農家にとっては鳥は厄介な生き物でしかなくなるの分かっていただけますでしょうか(~_~;) そんな鳥達との攻防戦もこれからの時期行われる事になりますね。。
それと、やはりしっかり苗が育ってから田植えした田んぼと、直蒔きの田んぼでは、同じ面積からの収穫量も違うそうです。(鳥害だけが原因ではありません)

では稲作の直蒔きまでの工程をご覧ください(@^^)/


【直蒔き用の米の加工】

  
【天日干しします】


これは『昔の道具展覧』ではありません。今もこのような道具を使って作業しています。
現代はもっと画期的な機械の道具があるのでしょうが、それがなかった時代、このような物を考え使っていたんだと思うと…昔の道具って本当にスゴイ!!


【重り式の秤と大きなジョウゴのような道具】


そしていよいよ直蒔きです。

  
【直蒔き用に加工した種を直蒔き用専用器具の中に投入】


【直蒔き開始】

  
【田植え機からの眺め】


大雑把ではありますが、これが稲作直蒔き工程の流れとなります。
今回、初心者石川も田植え機に乗せていただき、1往復田植えをさせていただきました\(◎o◎)/!
真っ直ぐ!真っ直ぐ!と、車とハンドル操作は同じなはずなのに…予想はしてましたが、やはり道路の運転とは大違いでしたね(^^;)
陽が照れば少しは暖かさを感じるものの、水を入れた田んぼはそれはまぁ~風が寒い(T_T) そんな中、ひたすら田植え機を走らせるワケですよね。朝から暗くなる寸前まで…。

と、簡単に作業の流れをお話しさせていただきましたが、載せはしてないのですが他にもまだまだ色んな工程があって田植えまでに至るのです。
そしてこれから秋の実りの収穫時期までも、きっと色んな作業が待っているのではないかと…何も分からない石川は気合と楽しみが増す一方です!!


作業終わりに「今日も終わった~」と背筋を伸ばすと、綺麗な夕陽が目に入ったので、本日終了の気分で撮ってみました。


【田んぼからの夕陽】


次回は…稲作と並行して行われている『枝豆作業』の流れもお話ししたいと思います。
楽しみに(していただけると嬉しいなぁ~)ブログ更新をお待ちくださいませm(_ _)m

最新の画像もっと見る

コメントを投稿