伊吹山にて

２７日思いたって伊吹山に出かけた。
ドライヴの途中で空が白みはじめ、
８合目の駐車場に着いて間もなく雲間からの朝日に出会えた。



西遊歩道沿いに歩き始めるころ東の空には雲がかかりまるで月のような太陽になっていた。



がれき勝ちの道の左右の花々を眺め、時々デジカメに収めながら山頂までゆっくりと歩く。
既に降りてくる家族連れや中高年の団体などにも出会う。

イブキトラノオ・メタカラコウ・コオニユリ・シモツケソウ・シシウド・クガイソウ・ギボウシュ・・・・
いろとりどりの花々、
時折すぐ近くの草むらのうぐいすや少し遠くからのホトトギスなど小鳥たちの声も耳に入ってくる。
山頂近くではイブキノフウロ・キンバイなど小さな可憐な花たちも流れる霧の中に姿を現してくれた。
山頂はすっかり霧に覆われ少し離れた物は視界から消えてしまう・・・、
風もありゆっくりできる雰囲気ではないがベンチでおにぎりの朝食。
深い霧は消えそうもないのでもっともなだらかな西遊歩道で戻ることにした。


　
　　クガイソウ


　　シシウド

　　　
　　イブキノフウロ

　　　
　　シモツケソウ

上越で

７月１８日から２泊３日の女神山でのワークショップのついでに上越で過ごした。
早朝、蓮の名所として知られる高田城址公園のお堀をめぐる散歩に出かけた。
それぞれ思い思いに歩いたりお堀端のベンチに座ったりしながら蓮を楽しんでいる方々にも出会った。

お堀端の散歩路は内外からの珍しい蓮が栽培され華やかに競い合うように咲いて、
お堀の蓮とまた違った趣だった。お堀の蓮もピンク・白・紅色など色とりどりで
橋の上から眺めたり場所によっては手に触れるくらい近くで蓮と対面でき、
そっと手をかざすと花芯から気が立ちのぼってくるようだった。

お堀を巡っていてカイツブリのような水鳥が陸にあがって安心しきって眠っているのにも出遭った。

お堀の周りを一巡りの後、岩野勇三という地元出身の彫刻家の作品数点を配置した
素敵な空間を見つけ木の間からの朝陽を受けながら太極拳をしてみた。



　お堀一面の蓮、朱色の橋には観蓮のスペースも


　お堀の蓮


　お堀の蓮


　お堀端の四海波


　ただいま熟睡中


　岩野勇三の作品　「はぐれっこ」

朝の楽しみ

蒸し暑い夜を過ごす日々、でも早朝は比較的涼しい。
このところ、起き抜けにベランダで植物たちに水遣り、
それから身支度して散歩に出かけるのが日課になっている。

一夜のうちにグンと延びているフウセンカズラの蔓、
ちらほら咲き出した朝顔、
鉢植えでいただいたキュウリも人差し指ほどになった。
そして、今朝はヒオウギが一輪咲いているのに出会った。
友人が九州の実家から持ってきて別けてくれたものだ。

　　　

琵琶湖烏丸半島の蓮

超久々の投稿。
春眠が続きすぎたわけではなくそれなりに充実の日々、
でもどういうわけかパソコンに向かう前に睡魔が押し寄せてくる・・・。
久々に何も予定のない平日、
今朝は烏丸半島からの蓮の呼び声に誘われて出かけてみた。

予想通りまだ盛りには少し早いとはいえ、あちこちに美しい姿を見せていた。
カメラマンもまだちらほら、灰白色の雲間から時折弱い陽ざしが覗く・・・、
むしろ絶好の観蓮日和といえそうだった。
ゆっくりと眺めながら年々広がりつつある群生の果てまで湖岸を歩いてみた。
白鷺が湖面に飛び立ち、蓮群れからはウシガエルの声も聞こえていた。

湖岸の風景を眺めながらの太極拳も気持ちよかった。