見ました。LILIES再演DVD。チーム名は分からないけど高根さんのいる方。
最近妙に生命力弱まり中で厭世的な私ですが、LILIES見ると妙にビロドーとかにはまってドロドロ気分さらに倍。みたいな感じになりますね(笑)。
いやでもやっぱり振り回され高根さんはステキ♪とか、超~強気ヴァリエな芳樹さんはステキ♪とか、ほんっとうに楢原さんは素晴らしい!とか、甲斐さんの女役が予想外に可愛い♪とか、ビロドー怖い怖い怖い・・・とか、色々楽しめました♪
ところで私、再演LILIESは大阪公演の高根さんたちの楽を見ています。
・・・なので、DVDをいつ見ても何度見ても、どうしてもどうしても、あの、伝説のバスタブスライディングシモンを鮮烈に思い出すのであった・・・ごめんなさい・・・。
※解説。スライディングシモンとは。
この作品の超重要場面(絶対に笑ってはいけない所)にて起きたハプニング。
シモン(高根さん)はヴァリエ(芳樹さん)のところにだーっと駆け寄ってきてバスタブに入らねばならないのだが、バスタブ目前でそのまま滑って行ってしまったのであった・・・。
劇場中に戦慄が!!!
緊張感がぽきっと折れる音が聞こえた。と思った位に空気が変わった事をすごく覚えてる。
↑緊張感は折れませんが、何かイメージ的にそんな感じで!!
この時の、高根さんよりも、芳樹さんが忘れられません。
私は3列上手一番隅という、スライディングした瞬間のシモンがものすごいよく見える位置にいたので、「シモン」が「高根研一」に戻って「しまった・・・」と遠い目をする瞬間を正面にてキャッチ。
そしてものすごい動揺する上の二人=珍しく台詞が妙に上滑りになってる石飛さん&「いやがる演技」でうまく逃げた船戸さん。
呆然とする周りの囚人役の皆さん。
そんな中、一番近くでこの惨劇(笑)を目撃したヴァリエは、見事に全く無反応だった。全くいつもと同じであろうヴァリエのまま。
そして、ちょっと目が泳いでるシモンというかまだ高根さんな目の前の人に対して、何かものすごい普通に手を伸ばしてあげてた。
この後のバスタブ場面、心なしか妙~にゆ~っくり慎重に動いている気がする高根シモン(まだ結構動揺中?)と、シモンラブ♪な演技展開をしつつもなんか妙に下にぎゅーっと引っぱる感じに高根さんをつかんでた気がする芳樹さんが忘れられません。
芳樹さんはこの時が一番印象的なんだけど、何があっても芳樹時間な人なんだな~と思う。
突発的に何かが起こった時に、自分がやっちゃった時も、誰かがやっちゃった時も、基本的に芳樹さんは「はっどうしようっ」みたいな間がなくて、見事に無反応で、何も無かった時と同じようにすーっと時間が流れて行く印象がある。そして同じテンションのままさり気なくフォローをしている。
劇場中戦慄した瞬間に、一番近くにいた人だけは全く普通に時間が流れてる感じがしたのが不思議な感覚ですごく印象的だった。
この時いったん止まっちゃった劇場の時間を、芳樹さんによって元の流れにぐっと戻してもらった感じがした。
なんか、すごい人だ。と思いました。
私が芳樹さんの舞台に対して思っている、「根本的に強靭」とか、パサジェルカ見た時に思った「強制収容所に入れられたら最後まで生き残りそうな人」とかの印象は、こういういざという時に淡々と時を刻み続けられる持ち味(というかご本人の生きるテンポかもだけど)からもきてるんだな~とか思ったのであった。
皆さんも何かハプニングが起きた時は芳樹さんに注目してみてください。芳樹時間を刻んでいるはず。きっと。ちょっと落ち着きます。
最近妙に生命力弱まり中で厭世的な私ですが、LILIES見ると妙にビロドーとかにはまってドロドロ気分さらに倍。みたいな感じになりますね(笑)。
いやでもやっぱり振り回され高根さんはステキ♪とか、超~強気ヴァリエな芳樹さんはステキ♪とか、ほんっとうに楢原さんは素晴らしい!とか、甲斐さんの女役が予想外に可愛い♪とか、ビロドー怖い怖い怖い・・・とか、色々楽しめました♪
ところで私、再演LILIESは大阪公演の高根さんたちの楽を見ています。
・・・なので、DVDをいつ見ても何度見ても、どうしてもどうしても、あの、伝説のバスタブスライディングシモンを鮮烈に思い出すのであった・・・ごめんなさい・・・。
※解説。スライディングシモンとは。
この作品の超重要場面(絶対に笑ってはいけない所)にて起きたハプニング。
シモン(高根さん)はヴァリエ(芳樹さん)のところにだーっと駆け寄ってきてバスタブに入らねばならないのだが、バスタブ目前でそのまま滑って行ってしまったのであった・・・。
劇場中に戦慄が!!!
緊張感がぽきっと折れる音が聞こえた。と思った位に空気が変わった事をすごく覚えてる。
↑緊張感は折れませんが、何かイメージ的にそんな感じで!!
この時の、高根さんよりも、芳樹さんが忘れられません。
私は3列上手一番隅という、スライディングした瞬間のシモンがものすごいよく見える位置にいたので、「シモン」が「高根研一」に戻って「しまった・・・」と遠い目をする瞬間を正面にてキャッチ。
そしてものすごい動揺する上の二人=珍しく台詞が妙に上滑りになってる石飛さん&「いやがる演技」でうまく逃げた船戸さん。
呆然とする周りの囚人役の皆さん。
そんな中、一番近くでこの惨劇(笑)を目撃したヴァリエは、見事に全く無反応だった。全くいつもと同じであろうヴァリエのまま。
そして、ちょっと目が泳いでるシモンというかまだ高根さんな目の前の人に対して、何かものすごい普通に手を伸ばしてあげてた。
この後のバスタブ場面、心なしか妙~にゆ~っくり慎重に動いている気がする高根シモン(まだ結構動揺中?)と、シモンラブ♪な演技展開をしつつもなんか妙に下にぎゅーっと引っぱる感じに高根さんをつかんでた気がする芳樹さんが忘れられません。
芳樹さんはこの時が一番印象的なんだけど、何があっても芳樹時間な人なんだな~と思う。
突発的に何かが起こった時に、自分がやっちゃった時も、誰かがやっちゃった時も、基本的に芳樹さんは「はっどうしようっ」みたいな間がなくて、見事に無反応で、何も無かった時と同じようにすーっと時間が流れて行く印象がある。そして同じテンションのままさり気なくフォローをしている。
劇場中戦慄した瞬間に、一番近くにいた人だけは全く普通に時間が流れてる感じがしたのが不思議な感覚ですごく印象的だった。
この時いったん止まっちゃった劇場の時間を、芳樹さんによって元の流れにぐっと戻してもらった感じがした。
なんか、すごい人だ。と思いました。
私が芳樹さんの舞台に対して思っている、「根本的に強靭」とか、パサジェルカ見た時に思った「強制収容所に入れられたら最後まで生き残りそうな人」とかの印象は、こういういざという時に淡々と時を刻み続けられる持ち味(というかご本人の生きるテンポかもだけど)からもきてるんだな~とか思ったのであった。
皆さんも何かハプニングが起きた時は芳樹さんに注目してみてください。芳樹時間を刻んでいるはず。きっと。ちょっと落ち着きます。