閑古鳥日記。

劇団Studio Life(スタジオライフ)所属俳優 前田倫良さんと、ライフのみの話題を無理矢理続ける日記。

★いろいろ、懐かしく思い出す。ジュニ3の皆さん。

2006年04月11日 | 【2006】ドラキュラ
私は初めて見たスタジオライフの作品が「ヴァンパイア・レジェンド」のため、今でもジュニ3の皆さまは「フレッシュさん」イメージである。

だから「ドラキュラ」Cチームを見た時、ドラキュラと、ドラキュラ退治組が勢ぞろいする場面が何かすごくうれしかった。
みんな知らない間に大人になってるのね!と。←近所のおばちゃんみたいな見方・・・。

今回出ている3名さまは、ドラキュラ初演では全員女役だったから、今回、全員男役で、ドラキュラと、ドラキュラ退治組として相対する瞬間が何かすごく感慨深かった。

佐野さんは、再演のキンシーは「アンタはテキサスじゃないだろうよ」と正直思い、やっぱり佐野さんはセワードがいいなあと思ってた。ごめん。
でも今回はテキサス度アップし、あ~大人の男性になってるのね!かっこよくなったな~と思った。←偉そう。

それから、今回分からない分からない言ってるけど・・・いい意味で、最初の印象からいろんな意味で全く変わらない岩さんがやっぱり好きだと思った。
最初に見た時に、この役者さんのここが好きだと思った事が、今舞台を見ても変わっていない事がうれしい。

そして、いい意味で、最初の印象からあらゆる意味で最も変化し続ける舟見さんの事が、やっぱり好きだと思った。
ドラキュラ初演の頃「なんで舟見さんに役が付かないんだろう(涙)」と毎回切なくなってた事を思い出し、感慨深かった。いつの間にか女性らしい女性をさらりと演じたり、大人な男性アーサーを演じたりする役者さんになったんだな・・・。


とくに、岩さんと舟見さんは私の中で結構セットで「少年少女」イメージが長年強かった役者さんなので、何だかとっても感慨深かったです。

★妄想三昧。

2006年04月07日 | 【2006】ドラキュラ
番外編カーミラ妄想にものすごく真剣に取り組んでいた私だが、近日中に本来のライフの妄想版「妄想配役マニアックス」をUPする予定でございます。

名誉会員ととある作品を今更妄想しているので。
あの、東野作品です。

しかしこういう事を始めると何か延々色々な妄想が始まるのであった。

私はたぶん、岩さんには、「死神の精度」(伊坂幸太郎)の千葉みたいな人になってほしかったんだろうな。とか。
千葉とはコードネームで、死神なんだけど、彼は人ではないので「人」としての思いは無い。驚くほどばっさり。人だったら有得ない薄情っぷり。でも、千葉としての思いは色々とあって、あくまで人とは違う存在としての優しさは持っている。

岩さんの何が分からなかったかというと、岩ドラは基本的に考え方の基点というか感情の動き方が完璧人間だったからなんだと思うので。

人とは既に隔たりがあって、行動様式もちょっと違うんだけど(←この辺が千葉)、でも、ジョナサンと会って人としての感情にぐっと引き戻されてる、とかだとライフ版は分かりやすいのかも・・・と。

何百年も生きているのにも関わらず、岩ドラは毎回毎回毎回、普通に人間としての感情のままに傷つく事を繰り返している感じで、何でこの人は毎回全部リセットされちゃうんだろう・・・??と疑問に思いながら見てた。

だけど言ってる事は悠久の孤独だったりして、別にリセットされているわけでもないんだよね。と思うんだけど。

何百年も生きてきてこれだけ毎回普通に人間でいられるのか??
ではなくて、ジョナサンが久々の人間的感情を呼び起こされる存在だったのか??
この辺りがちょっと私には分かりにくかった・・・ごめん・・・。←あくまで「私は分かりにくかった」だけですのでひとつよろしく。

あと、ジョナサンをどうしたいのかというか、どうして欲しいのかがよく分からない・・・。「終わりたい」から「終わらせてくれる人としてチョイス」なのかなとも思うんだけど「資格がある」とか言ってるし。

大阪にてもう1回見るので、笠原アーサーばかりに注目してないで、岩ドラキュラを堪能してきたいと思います。

3月に見た時は、初登場時に「ルーシー?」と思い、その後「人見知り」とか、「ジキル&ハイドっぽい」とか「いやオペラ座の怪人かも」とか、何か何故??って言葉が岩ドラを見ていて脈絡なく頭に浮かんだので、もう少し落ち着いて見られるといいな~と思う。

★笠原アーサーに泣いてしまいくやしい(笑)。

2006年03月13日 | 【2006】ドラキュラ
笠原さんのあの猫なで声(笑)台詞回しは、乗っ取られる前のギルしか聞いたこと無かったので「・・・いつティルト化するのか??」とドキドキして待っていたが、当然ながら最後まで人の好い、いい所のお坊ちゃまのままでラストまで突っ走るのであった。

うーん今回は怒涛の一気見してたのもあるし、あまり激しい思い入れがない作品なので、のんびり見て楽しむはずだった。

が、笠原アーサーを見ていてうっかり泣いてしまい、そんな自分がちょっとくやしい(笑)。

結局、初演の時からずっとアーサーが一番好きな役なので、やっぱりここにはまるのであった。
そして笠原さんと曽世さんはやっぱりこういう役で普通に仲良くしててほしい。と思った。
あと、イートン校3人の関係性がチームで違っていて面白かった。

ドラDチームは、アーサーとセワードがすごく仲良しで、キンシーは自分が一番好き。
ドラCチームは、むしろアーサーが好きなんじゃ??ルーシーよりも。て勢いでアーサーを気遣ういいヤツキンシーと、万民に対していい人なセワードが、儚げな好青年アーサーを守ってる感じで仲良し。

最初なんでCのルーシーが深山さん??と思ったが、彼がDに行かなくてよかった・・・。深山さん、絶対にあの流れに乗っちゃうもん。・・・逆に深山さんがDチームだったら、もしかしたら3人組はあそこまで大暴走しなかったかもしれないけど・・・。
Dチーム、芳樹キンシーは、初めて「戦闘場面なのにものすごい帽子死守」な謎の行動に納得(笑)。
が、芳樹さんの大きな美点のひとつである「台詞がきちんと聞き取れる事」を自ら破壊するなー。何言ってるか全然分からないッス(泣)。
見た目とか演技展開とかは私は範囲内だと思ったんだけど、聞き取れないのは止めてほしい・・・。

実はジュニ3好きとしては、初演で可愛くにんにくの花片付けてた佐野さんと舟見さんが、男役でドラ退治組として絡んでいる事がすごくうれしかった。
あとドラキュラと、チームドラ退治が一同に介する場面も。


そして今現在、もう一人のジュニ3岩ドラをどう見ていいのか2回見たけど分からずに大混乱中・・・。
初演見た方に伺いたいんだけど、「ルーシーみたい」だと思いませんでしたか??
なんかすごくあの時のルーシーを思い出す存在だったのだが。
ルーシー呆然棺戻りと、ドラ1幕ラストの呆然取り残されが重なって見えたり。

ミナからドラキュラにはなれても(←曽世氏の事)、ルーシーからドラキュラになるのは難しいのか??うーん・・・。

でも私の友人たちは結構岩ドラがよかったとおっしゃっているので、混乱してるのは私だけかもしれないが。

何か、外見と行動と言ってる内容と、受ける印象が全部乖離していてどんな人なのか分からない・・・。
何が分からなかったのか考えてみたいと思います・・・。
あと正直髪型がイヤなの(笑)。

★まだ見てませんが何かすごい事に?

2006年03月07日 | 【2006】ドラキュラ
名誉会員より、ドラキュラの感想を送っていただく。

何かDチームがとんでもない事になっているとか??
我々の疑問「芳樹さんが何でテキサスなんだろう・・・」が、もはやテキサスとかそういう次元では無いところに行っていると聞き、何だか期待と不安でドキドキです(笑)。


・・・ま、実は相変わらずベルばらモード一直線のワタクシ、先日雪組オスカル編も見てきたのだが、久々に笑いの神が降りてきました・・・。
そして心の中でツッコミを入れている間に終了。という哀しい目に遭って来た。
生徒さんたちはものすごい合ってるのにな・・・(遠い目)。

私は一端はまると、それがよく考えるとそこまで面白いわけじゃないんだけどどうにも止まらなくなり一人くつくつ笑い続けることがある。

なんか、今回の芳樹さんにドはまりし永遠に大受けしていたらどうしようと心配は募ります。


ちなみに、何故か笑いの神が降りてきた場面とは→オスカル隊長がすっごいばっさり「ベルナールと結婚するがいい!君には幸せになってほしいんだ♪」(←もちろん本当にこんな言い方はしない)と、とってもいいお姉さん♪な感じでロザリーに言い放つ場面。
この場面限定で笠原さんにオスカル隊長になってほしいくらいのさわやかなばっさりっぷりにドはまりし、誰も受けていない所で一人超大受けだった。

その後も感動の?ラストシーン(2幕)の方のペガサスに再びドはまりしまたも超大受け。


・・・今の私にはドラキュラを普通に見終わる自信が無いッス・・・。
一人妙な場面でくつくつ肩を震わせている謎観客がいたらすみません・・・。

↑ちなみにライフで一人だけ大受けした事あるのは、初演月の子姜さんベン&岩さんアートの場面。
姜さんの火星人みたいな台詞回しにドはまりし、絶対笑ってはいけない場面でどうしても耐えられなくて肩震えてました・・・。
ドラキュラってこの二人なんだよな・・・どきどきどき。

★ドラキュラ。ふと気づいたが

2005年12月14日 | 【2006】ドラキュラ
昨日と今日、大阪にて白夜行第二部が上演である。

ご覧になる方が楽しめる作品でありますように。
原作好きな方にも、「こういう白夜行もあり」と思ってもらえますように。

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さて、来年の吸血鬼連鎖。

ふと「そう言えば初演の魔女が次々ドラキュラになっている」ことに気づく。

アニキは相変わらずミナだけど、ヴァンレジェだとドラキュラ伯爵の位置にくるゼーリヒだし。

残る魔女は舟見氏と深山氏である。

彼らの今後の動向にも注意したい。
・・・うーんドラキュラは無いだろうけどさ。