四季おり織り 工房あず(AZ)

裂き織りや柿渋染の布でバッグや帽子をハンドメイドしています。

朝のテレビで

2021-09-20 12:38:59 | 日記
大分ご無沙汰してます。
真夏が過ぎ 台風も来て 秋の声を聴くころになっています。
コロナもなんとか落ち着いてきたようです が 安心はできないですよ。
相変わらず 生活の管理が続いています。

今日の朝 NHKで奄美大島の特集をやっていました。
途中から見ていたのでどういう流れだったのか分かりませんが 泥大島について工房の方が語っていました。
あらお若い方! と思ったのはさておき
真っ白な糸を木の灰を発酵させた液に漬け そのあと泥に浸けると黒く染まる と説明が有り
灰の成分のタンニンが泥の中の鉄と結びつき黒っぽく染まる というのを聞き 柿渋染と一緒だな と…。
柿渋染も 柿のタンニンと媒染に使用した鉄が結びつき 黒味を帯びた独特の色になるので。

でもいつも思うのは
あの綺麗な純白の糸を臭うであろう発酵灰液に浸けようなんて 更にあんな泥の中に入れようなんて 初めてやった人は 偉い!!
なんでそんなことをしようと思ったのか。
先人たちの色々な成果の上に今の私たちの思いはあるんだな といつも感じています。
コメント
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