3月末になってやっと開花情報が流れだした関東地方。「まだ早いんじゃあないの、どうかな」と少々疑いつつも、行ってみなけりゃ分からないということで、4月2日(火)、愛車に愛チャリ積み込んで出かけてきました。
りんりんロードでの桜は、何といっても岩瀬―つくば休憩所間+北条大池。旧筑波鉄道の軌道址が「りんりんロード」に変身して、各駅舎にあったホームが今でもそのままに残されています。近隣の小学生中学生、あるいはおじちゃん、おばちゃんたちの安全な通学道路であり生活道路でもあります。当時を思い起こさせる趣のあるホームは私の一押しポイントです。そこには桜の大木が残され保存されています。適当な距離間隔にあるホームは、一時停止して一息入れるにも最適な場所。
岩瀬駅―つくば休憩所+北条大池は片道約25キロメートルですので、今回は往復約50キロメートル走行しました。真壁町辺りまでは筑波山が進行方向まっすぐ先に見えています。急ぐこともないので時速16キロ~20キロくらいのスピードで、菜の花や一部ヤマブキの黄色、ホトケノザやニワゼキショウの群落を眺め、景色を楽しみながら ”りんりんるんるん” 走行。
駅舎ごとに一時停止して桜の大木を眺めるのですが、見えるのは枝だけ、大空に広がっています。場所によってはまとまって咲き始めた木もありましたが、大方、90%は蕾!
筑波山の西側を走行しているので、その為かなと思いつつ先に進みました。20km走った地点にあるつくば休憩所に到着。ここは土浦までのちょうど中間点になります。「おう、色づいているぞ」と! 咲いていたのは河津桜、ソメイヨシノほどの華やかさはありませんが、それでも桜を見ることができました。
ここで、持参の “鮭入り味噌塗り海苔巻きおにぎり バナナ付き” 10:30頃ですが朝が早かったのでお昼にしました。近くの名店「まつや」の朝ラーメンは今回は見送り。次回のお楽しみということで。
さらに5km先に進んで、つくば市民にはなじみの桜の名所「北条大池」です。かつては池の畔で宴会などやったこともありました。向かいにつくば市の体育館がありテニスコート有りで、試合の終わった後などにやっていました! ここ北条大池も桜は未だ! 蕾が大きくなってきたといった具合で、これじゃ早くて今週末ごろか?
それにしても終日抜群の天気。サイクリングには申し分のない条件が揃いました。
桜は見られなかったけれど、野の花や、ヒバリの囀り、時折吹いてくる春の風、平和な時間を感じることができた一日でした。