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『平城遷都1300年祭 春のフェア 平城遷都祭「2010」
平和への讃歌-ピースメッセージ-』参加によせて
「生きていく以上、悲しいことが時々、あるいは連続して起きる。
『悲しみのない自由な空へ』。
そうだ、これは透明な生死観を歌っている。希望の歌だけでなく、レクイレムにもなるんだ」
(読売新聞文化部著『愛唱歌ものがたり』岩波書店、P263より)
今月9日に全日佛青の一員として参加した「平和への讃歌-ピースメッセージ-」の最後の方で歌われた「翼をください」は、1970年(昭和45年)、フォークグル―プ「赤い鳥」によって初めて歌われた。
作詞山上路夫、作曲村井邦彦。赤い鳥は解散し、「紙ふうせん」と「ハイ・ファイ・セット」の2グループに分かれたが、このたびのピースメッセージで出場して歌ったのはその「ハイファイ・セット」(現:解散)の山本潤子さんで、上記の引用文は「赤い鳥」解散後の「紙ふうせん」の後藤悦治郎の、阪神大震災に被災した直後の気持ちの表現である。グループは違っていても、この歌とその合唱の本質については変わることは無い、という思いで引用した。
大極殿前の特設ステージの中央でギターを構えた山本潤子さんは「竹田の子守唄」と「卒業写真」を歌った。そしてその後で、市民によるコーラスが両脇から整列し、上記に掲載の写真のような「翼をください」の大合唱となったのである。そして最後には平城遷都1300年記念テーマソングの「ムジカ」が合唱され、フィナーレとなった。
宗教・宗派を超えて心を一つにして平和を祈ることの素晴らしさを、改めて感じた瞬間だった。又それと同時に、市民の、市民による「つばさをください」の合唱を聴きながら「私たち僧侶の使命とは何なのであろうか」と、改めて考えさせられた瞬間でもあった。
2010年5月17日 会長 淤見善雄