埼玉県佛教青年会ブログ ~宗境なき青年僧の集い~

『大震災における、多くの犠牲者の方々に対し、心よりご冥福をお祈りいたします』 合掌

● 善 光 寺 に て ● by miyazaki

2008年04月26日 | WORLD WIDE
チベット騒乱の死者を追悼する法要が、26日早朝に善光寺で行われました。
 
(写真協力/中村幸璋様‥深谷市 摩利支天堂)
 

↑善光寺の本堂内陣

※法要では、チベット族・漢族の犠牲者名を呼び上げ、ご供養を致しました。

 

↑山門付近で抗議運動をされていた日光修験道の方々


● 写仏教室の日程を申し上げます ● by miyazaki

2008年04月20日 | ●【 写 佛 教 室 】
下記が、今後の写仏教室の日程でございます!

5/17(土)

6/7(土)

7/5(土)

本会では、仏教入門講座と題し‥
「写仏教室」を毎月1回、開催しております(8月のみ休講)!
講師に画僧の高橋英心師をお招きし、ご指導頂いております。
初めての方でも、親切にご指導頂けますので、お気軽にご参加下さい♪
皆様のお越しを、心よりお待ち申し上げております!! 合掌

◆参加費   一回 1,000円(テキスト代含)

◆持ち物   面相筆、墨汁、硯

◆会  場   埼佛会館(さいたま市浦和区高砂4-13-18)

◆毎月1回、土曜日に開催

◆申  込   は必要ございませんので、直接、会場へお越し下さい。

◆お問合 → 埼佛会館/℡:048-861-2138

                        http://www.bussei.com/


● 4/8 中国大使館付近にて献花・読経 ● by miyazaki

2008年04月12日 | WORLD WIDE

      4.8 花まつり Peace Action

          ~ 拈 華 微 笑 ~


平成20年4月8日<花まつり>、
日本の青年仏教僧の有志3名(島本久嗣・関口亮樹・宮崎弘悦)が各々の宗派を超えて集い、
中華人民共和国大使館(麻布)に白菊を献花し、数分間の読経を行った。

 
この献花活動を、~拈華微笑(ねんげみしょう)~と題し、2つの意図を込めた。
先の中国チベット自治区周辺で起きた騒乱の犠牲者に対する追悼と、
中国政府に向けた<言葉>によらない日本国仏教徒からのメッセージを。

 
<言葉>によるアプローチは、対立の感情を生んでしまう。
釈尊が言葉によらず、一輪の花に託して迦葉尊者に法を伝えたという~拈華微笑~
の古事に倣い、智慧と慈悲に根ざした社会の顕現を願う心を質感として伝えたいと考えた。
 

午後1時、木蘭の衣に白菊を携え、六本木ヒルズの地上出口より「テレ朝通り」を通過し、
献花および読経を行う予定の大使館正門前へ。途中、大使館の外壁に差しかかった所で、
警備にあたっていた警察官に呼び止められ職務質問を受ける。
こちらの意図を伝え、警察官がそれを無線で大使館内部に伝え意向を確認するという事を幾度か繰り返し、
結果的に「大使館業務に支障が出ますので、正門前にはおいで頂けません」という回答をもらう。
唯一、許可されたのは、開閉式バリケードの外側であった‥
 
誠に不本意ではあったが、当処にて花を献じ、“趣意文(1番下の写真参照)”を添え、読経させて頂いた。
 
結局、正門前にて献花・読経という当初のプランは変更を余儀なくされたものの、道すがら多くの人々に触れる事になった。
その中で我々を目撃した光景と4月8日との関連性に気付かれた方は、決して多くはないかもしれない。
しかし、それにより、仏について何かしら想起して下さった方がもしおられたとしたら‥
それはまた尊い事であろうと想う。
 
世界平和
 
合掌
 
 
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

中華人民共和国
主席 胡錦濤 殿

 尊い仏の教えはかつてインド亜大陸より、貴国を経てわが国に伝えられました。
その中に、釈尊が言葉によらず一輪の花に託して迦葉尊者に法を伝えたという
「拈華微笑」の古事があります。

 本日4月8日は<花まつり>、古来わが国における釈尊降誕の日です。

 この花まつりにちなみ、日本国仏教徒の一人として、携えた花にわが心のまことを託し、
貴国とチベット自治区および、その周辺地区における騒乱によって犠牲となったすべての方々、
そして慈悲に根ざした自由で平和な社会に生きることを願うすべての方々に捧げます。
 願わくは、一切の生きとしいけるものが幸せでありますように。 合掌
                                
                                     日本国仏教徒有志一同