地域課題×テクノロジーな「Code for Mitaka」準備会を開催!始めたきっかけから初回準備会までをレポート

2015-12-19 | 地域課題をWEBで解決する「Code for系」

12月12日(土)、三鷹のコワーキングスペースHammock(ハンモック)にて、「Code for Mitaka」の準備会というゆるい会をやりました。


「Code for Mitaka」準備会開催のきっかけ

Code for Japanという非営利団体があります。
WEBサイトの説明によると、Code for Japanの活動方針は以下のようです。


テクノロジーをただ使うだけでなく、人のつながりを築き、自治体と市民、企業とがポジティブに協働するコミュニティを支援し、コミュニティづくりを行うこと、課題解決を図る関係性をつくっていくこと


その志に共感している「Code for 地域名」を名乗る派生団体が各地で産まれているそうです。


多摩地域だと、八王子、調布などがありますが三鷹はまだありません。

この志に共感したのはもちろんですが、小学生向け将棋教室開催でもご一緒させていただいている三鷹のコワーキングスペース「Hammock(ハンモック)」の小長谷店長とのこんな些細な立ち話がありました。

Hammockコハセ店長「三鷹にはCode for Mitakaってないですよね〜」
オレ「じゃあ、やってみましょう」


というかなり軽い感じで(だったと思う)、
「Code for Mitaka」準備会という感じにして始めようということになりました。

この立ち話から2週間も経たないうちに開催ということもあり、当初はエンジニアメインで数人集まればいいかなぁと思っていました。
特に告知したわけでもなく定員を大幅に超える15人近くの方から参加表明をいただきました。
ということで、Code for Japanの動きをご存知の方が多かったのか期待度は高そうだなぁと感じました。


で、準備もそこそこにイベントスタート


※参加者のfacebookから拝借


まず初めにHammock(ハンモック)の小長谷店長からCode for Japanについてと各地に俳聖している「Code for XXX」の活動について説明がありました。

小長谷店長
轆轤を回しながら話すHammockの小長谷店長



3チームに分かれざっくばらんに言い合う時間

3チームに分かれ、Code for Mitaka(仮)でどんなことができるのか?というざっくばらんなディスカッションをしました。


※参加者のfacebookから拝借



私が参加したグループディスカッションで出てきたアイデアを一部紹介するとこんな感じのもので盛り上がりました。
・地域の商店街や自治会などのイベントがWEBに全部見える化できるといい
・地図にマッピングするのはいい。例えば、自転車が通りやすい道マップ、きれいなトイレマップ、マジでうまい店マップなど
・ARなんかで街のどっかをかざすと自治体がいくらでそれを作ったのかがわかるアプリ
(例えば、最近バスの屋根ができたり、あと何分でバスが到着といったデジタル表示できるものが整備されたが一体いくらかかっているのか気になる。それが見えちゃうアプリ)
など



3チームで代表者が出てきたアイデアや話を共有


轆轤を回しながら発表するHammockの運営元: 株式会社Granderの森さん





非エンジニアが多く参加

エンジニアといえば、プログラムを書いているとき以外も、日本語なのかなんなのかわからない言語で会話していることも多く(たぶん)、とっつきにくいイメージをお持ちの方も多いと思います(偏見ですが...)

Code forっていう名前からして、エンジニアが食いつくネタだと思っていたのに、
非エンジニアの方が多かった点は意外でした。

そんなことで躊躇せず、課題を持っていてテクノロジーで解決できそうと考える方が多いのが三鷹付近の特徴なのかもしれません。
実はもっとゆるーい感じをイメージしていたので、1回目からアツくて深い議論ができた気がします。


Code for Mitaka(仮)では、地域課題を把握していて考えられる人と作れる人が一緒に考える環境とうまくマッチングできる流れを作れれば、新しい何かが生まれる可能性はありそうだと感じます。また、ある程度、アウトプットすることを前提で何か進めていくのがいい気がします。
少し大きい規模になると開発費用をどうするのかなどの課題はでてきそうです...なので自治体や地域の方で地域にかなり思いのある人たちにシステムやWEBサイトの開発や運用を任せたい!というご担当の方がいらっしゃればご連絡お待ちしております


まずは、スモールなアウトプットを出しつつ大型案件を入れていくという進め方かなと思いますけどね。
あと、そもそも名前が「Code for 何」がいいのか?というところも議論の余地おおありですね。会の話の中では「Code for Mitaka/Musashino」とか「Code for 中央線」とか「Code for 0422」とか出てきました。この辺りもまた決めていければと。


次回は来月(1月)に開催予定

次回、来月にでも、またまたゆるーい会を開催する予定です。
開催のご案内は、FBグループまたは好齢ビジネスパートナーズの公式サイトでお知らせいたします。
※Code for Mitaka(仮)にご興味ある方は、非公開Facebookグループがございますので参加申請お願いします


ご参加いただいた皆様、ありがとうございました!




個人的には、最近、三鷹に引っ越してきた某エンジニアYが参加してくれたのが嬉しかったです。
三鷹・武蔵野エリアでどう活動しどうなっていくのか楽しみであります。がんばれ、Y!


エンジニアのY尾


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高円寺阿波おどりでBeacon活用の連追跡アプリを使って三鷹から来た「みたか連」を探してみた

2015-09-01 | 地域課題をWEBで解決する「Code for系」

※注意: みたか連は連長のゴリラ以外は人間です

高円寺の阿波おどりに行って、前の記事で書いた連追跡アプリを使ってゴリラのみたか連を探してきました。

 

前の記事→「阿波おどり×IT」の新しい動きが始まっていた!今週末の高円寺阿波おどりも対象に

 

スマートリンクス社が高円寺のNPO法人 東京高円寺阿波おどり振興協会および杉並区商店会連合会 青年部と連携することでBeaconを使って連を追うことのできるアプリを作ったそうです。

 

どうやって連を追跡していたのか?

Beaconを連の人に持ってもらっているそうです。

↓こんな感じで連の現在地が見れます。

アプリを入れていると近づいたりすると反応するけど、近づかなくてもサーバ側で一定間隔で位置を取得するようにするのはどうやっていたのかわからないです。阿波おどり見物客とか連の中の人がアプリをインストールしていてBeaconに近づいてPush通知が来たタイミングで連の位置情報をサーバに送っていたのかな。

若干、同期は遅い感じがしましたが便利そうです。

あと、連追跡アプリは高円寺の阿波おどり連協会に所属する連だけの対応で、今回、具体的に追跡したかった三鷹のみたか連は非対象でしたね。

 

 

どうやって、みたか連を見つけたのか?

ただ、ひょっとこ連という連の後に演技していることがわかってたので、ひょっとこ連を追跡してアプリで調べたらすぐにゴリラ率いるみたか連の生息地が見つかりました。

 

↓こんな感じで、連の紹介ページから、連追跡ページを見ると特定の連だけの現在地が見れました。

 
 

見つけた、みたか連のゴリラ連長
※注意: みたか連は連長のゴリラ以外は人間です 

 

 

副連長のニシコリケイ(気合入ってますw)

 

 

阿波おどりの連追跡アプリについて

あのカオスな中で特定の連の位置がわかるというのは、かなり便利なアプリだと思います。

ビーコンの知名度とアプリを知ってもらうための仕掛けが必要だけど、来年に期待ですね。


三鷹の阿波おどりで展開するのもありだけど、三鷹は高円寺とか徳島の規模じゃないから難しいかな。

 

高円寺阿波おどりと三鷹阿波おどり

高円寺の阿波おどりって100万人も人が来るらしく、その熱気は凄まじいものがありますね。

その熱気に耐え切れずか、長時間いれなかったのですがw 盛り上がり具合だけ感じてきました。

高円寺みたいに商店街関係なく、街全体で「阿波おどり」をやっている(許容している)のはいいですね。

 

三鷹の阿波おどりは今年で48回、高円寺が59回と歴史はたいして変わりないのに、
動員数でいうと10倍以上の開きが出ていそうです。

 

なんでなんだろう...

今度、ゴリラに聞いてみよう。

 

そういえば、最初に三鷹で阿波おどりを始まったきっかけは、現在も中央通りにあるSATSUKIYAの先代のオーナーが高円寺の方だったとのことで、高円寺で始まった阿波おどりを三鷹に移植したことが、三鷹阿波おどりの始まりだったそうです。

約50年続いてきたイベントでそろそろ世代が変わっていく中、
中の人がこういう話を語れるようにしていくこともこれから文化として残していくのに重要かもしれないですね。

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「阿波おどり×IT」の新しい動きが始まっていた!今週末の高円寺阿波おどりも対象に

2015-08-28 | 地域課題をWEBで解決する「Code for系」

三鷹阿波おどり2015、みたか連の模様

2015年は本場徳島の阿波おどりと東京の高円寺阿波おどりで「阿波おどり×IT」の新しい共通の動きがあったようです。

 

それぞれ以下のスマホ向けアプリを提供し、連の場所がわかる機能を提供しています。

 

・「東京高円寺阿波おどり」
http://smartlinks.jp/%E9%98%BF%E6%B3%A2%E3%81%8A%E3%81%A9%E3%82%8A%E3%82%A2%E3%83%97%E3%83%AA/


・「徳島阿波おどり」
http://codefortokushima.org/sub-contents/awaodori/radar/

 

技術的には、ビーコンっていうBLEの規格で情報を発信し続けるデバイスを使ったサービスになってます。

ここ1年くらいでスマホの省電力でBluetoothが当たり前に使えるようになり、
スマホ側に常時、Bluetoothの通知を受信できる状態をつくることができるようになりました。

そこに、ビーコンというものを店舗などに設置することで、その店舗に通りがかったら通知が行くようなことが可能になったりしています。

実際の阿波おどりアプリは、現地で使っていないので予想ですが、機能としてはビーコンをどこかに設置することで連の場所を正確に把握し、閲覧用アプリに通知するくらいのことをしてそうです。それプラス、お目当ての連を予め登録しておき、半径◯mに近づいたらプッシュ通知が受け取れるくらいのことはしているかもしれません。

 

ここで面白いのは、同じタイミングで違う会社が同様のサービスを出していることです。


これは、ニーズがあったけど技術的に解決できなかったものが、
技術が追いつき解決できそうな状態になったのから起きたことなのかもしれないと思いました。

 
今回のサービスが同じタイミングでリリースされた背景には、阿波おどりを見に来る人が「自分の友人・知人が所属する◯◯連が現在、どこにいるのか探せない」という課題があり、その解決策として「自分の目当ての連が近づいたら、常に持っているスマホに通知が来るサービス(アプリ)の提供」をしたということも想定できそうです。

 

基本、阿波おどりに人が多く来たり知ってもらう状態を作るには、
阿波踊りを見に来る人を増やすには、基本はファンベースでのマーケティングが効きそうです。

であれば、阿波おどりのポイントは、関係者及びその知人友人を介して、SNSやブログなどで良い情報発信がされ、それを見たさらに知人友人に影響を与え、行ってみようかなと思わせるような仕掛けになることじゃないかと思いますし。

 
で、結果といえば、、、 

徳島の阿波おどりは8月中旬に開催されたみたいでアプリの利用者が1000人だったそう。少ない。。。
東京ならスマホ利用率も少し高いのでもう少し期待できるかもしないので高円寺阿波おどりでどのように使われるのか、非常に気になります。

 

今回のようなアプリは一気に使われたりするには、「ビーコン」に対応した便利なアプリが複数出てきて、「ビーコン」というものの認知が進まないとダメそうですね。

 

恐らく、来年はお気に入りの連を追うアプリとしてスタンダードになっているでしょう。 

 

↓↓↓それはそうと↓↓↓

今週末から始まる参加する連が150以上で100万人以上を動員する高円寺阿波おどりに
先週、三鷹阿波おどりで出演したゴリラ率いる「みたか連」も出演するらしいです。

みたか連は日曜日だけの出演のようです。
17時開始で16時くらいから東演舞場というところに行けば目の前で見れるみたいですよ。

 

ご興味ある方は、連の場所がわかる高円寺阿波おどりアプリを試してみるのと合わせて、みたか連を探してみてください!

高円寺阿波おどりの公式サイト

 

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地方創生や地元好きにピンと来たら要チェック!地域経済分析システムを活用したOターンアイデアソン開催

2015-07-03 | 地域課題をWEBで解決する「Code for系」
地域経済分析システムRESASを使ったOターン起業アイデアソン
三鷹で所属する地域団体「好齢BP」は7/12(日)に三鷹市市民協働センターで
今年4月に内閣官房から公開された地域経済分析システム「RESAS(リーサス)」を活用したOターンアイデアソンを開催します。

定員が20名と少ないのでお申込みされたい方はお早めに。


詳しくは、本サイトをご覧ください。

[イベント]トカイ⇔イナカの「Oターン」アイデアソン Part3 ~地域経済分析システム「RESAS」を使って地方創生!~

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テスト中
三鷹情報ランキング

地域経済分析システム(RESAS~リーサス~)を使ってみて三鷹市の企業数を業種別に見てみた。

2015-06-04 | 地域課題をWEBで解決する「Code for系」

 三鷹市の企業数の年別の推移を地域経済分析システム(RESAS~リーサス~)でデータをダウンロードして見てみた。リーサスだと2009年と2012年の年別推移がわかったのでそれをもとに比較した。

 

三鷹市の企業数、業種別にリーサス(resas)で確認した結果

 

 09年と12年の企業数を比較すると全体で4629社から4180社と10%減少している。

 不動産賃貸業・管理業が760社とダントツで多い。企業数だと次に「飲食店」「洗濯・利用・美容・浴場業」「医療業」「その他の小売業」と続く。

 業種別に見ても軒並み減少している傾向であるが、10社以上増えている業種が2つだけある。全95業種のうち、「生産用機械器具製造業」が19社から30社へ増加、「無店舗小売業」が9店舗から20店舗に増えている。


「生産用機械器具製造業」とは

 物の生産に供される機械器具を製造する事業所らしい。農業用機械製造業、食品機械・同装置製造業とからしい。よくわからん。


「無店舗小売業」とは  

店舗を持たないで商品販売をする小売業のことらしい。 なるほど、あまり調べてないけど、これはネット販売かな。であれば納得。

 

 全体として最適な数まで減少していくと思うが、どの辺りが最適な数なのだろうか。 他の市町村はまだ見れてないがこの辺りも踏まえて見ていきたい。

 

 正直、リーサスのデータだけで何かを考えろと言われても難しいと思う。だからこそ今後の活用方法としてどのようなものが出てくるか楽しみなところ。

 

 ちなみに、所属する地域団体「好齢ビジネスパートナーズ」では、7月12日にリーサス(RESAS)を使ったアイデアソンを三鷹で開催予定ですので、詳細決まりましたら公式サイトに掲載されるかと思います。

 → 好齢ビジネスパートナーズ公式サイト

 

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