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新・さひょ君のらくがき帳

僕と妻と娘、3人の日常と僕の趣味を書いたブログです。

ところで…

2014-03-01 00:32:04 | 映画


「日本以外全部沈没」
監督 河崎実
主演 小橋賢児

(物語)まずアメリカ大陸が沈み、その後、ユーラシア大陸、アフリカ大陸、オーストラリアと次々に海の底へ…。地球上に残った陸地は、日本列島とチベット、ヒマラヤの一部だけとなってしまいます。
日本には全世界から避難民が殺到し、人口は五億人にまで膨らんでしまいます。国外追放を恐れた各国首脳は、連日連夜、日本の首相のご機嫌取りに血道を上げ、街中では日本人と外国人との貧富の差の拡大や、不法入国の外国人による犯罪が深刻化。GAT(ガイジン・アタック・チーム)によるガイジン狩りを招来してしまいます。やがて、事態は破滅へと…。

   ◇    ◇

コメ返前にすみません。二つ前の記事で書いたTSUTAYAに取り寄せ依頼した映画が届いたので、早速見てみました。

…まあ、ひどい映画です(-_-;)。今回は、正直笑えない。見ていて、どうしようと思いました。なんで僕は、こんな映画を見ているんだろう。あ、見たかったんだ。なんで見たかったんだろう。原作筒井康隆、監督河崎実って、大好物が二つ重なったら、きっと、凄いものが出来上がるに違いない。しかも、原作者自身が出演してるし…と、思ったんですよね。

凄いのは、確かに凄いです。河崎監督のことですから、外してくるだろうとも思っていました。でも、外しすぎ。「ストライクゾーンど真ん中」なんて書いたけど、大外れ。キャッチャーミットどころか、バックネット裏にボールが飛び込む大暴投でした…。

史上最低の映画監督として名高い、エド・ウッドの「プラン9・フロム・アウター・スペース」を見たとき以来です。こんな微妙な気持ち。

退屈で眠いとか、嫌悪感を催す(多少はあるけど)とかじゃないんですよ。それなら、まだマシなくらい。

最低の映画です。

見ない方がいいです。見たら、後悔します。

でも、脚本監修に実相寺昭雄などスタッフには一流も名を連ね、俳優さん達は実に楽しそうなんです。確信犯なんですよね、きっと。

なんていうか…バカ映画の真骨頂を見させていただきました。

世の中、広いなあ…(遠い目)…。

でも、ついていけないなあ、これは(苦笑)。



姫は罪を犯したのか?

2013-12-25 06:19:21 | 映画
「かぐや姫の物語」
監督 高畑勲
主演 (声)朝倉あき

(物語)今は昔、竹取りの翁というものありけり。ある日、翁がいつものように竹を切っていると、光る竹があった。不思議に思って近づくと、その根元からいきなり筍が伸びてきて、その光る先端から女の赤ちゃんが出てきた。

天からの授かり物と直感した翁は、家へ赤ちゃんを連れて帰り大事に育てたが、赤ちゃんはわずかの日数の間にぐんぐん大きくなっていった。近所の子ども達は、その様子を見て「たけのこ、たけのこ」と囃し立てながらも、みんなで仲良く遊びながら楽しく過ごす毎日だった。

そんな折、翁は再び光る竹を見つけ、金や数多くの反物を手にする。「これは、天が姫を幸せにすることを願っている」と考えた翁は、手に入れた金を元手に都へ移り住むことを決意する…。

    ◇    ◇

記事の連投です。

「火垂るの墓」「おもひでぽろぽろ」や「アルプスの少女ハイジ」「母を訪ねて三千里」などの名匠、高畑勲監督の14年ぶりの新作です。一般には宮崎駿監督より知名度は低い感じがしますが、一作一作、常に最先端の表現を模索し続ける、偉大な演出家だと思います。
今回、「竹取物語」を題材にすると聞いて、またリスキーなチャレンジを…と思っていたのですが、筆致を活かした絵作り、役者の演技を活かして、声を先に録音する「プレスコ」方式の採用(日本のアニメでは絵を先に描き声を後で録音する「アテレコ」が主流。高畑監督は「おもひでぽろぽろ」で一度経験済み)など、技術的な工夫に加えて、物語においては、かぐや姫の心情を丹念に、きめ細やかに描いていくことで、二時間の作品を見事に成立させています。

誰でも知ってる話なのに、画面に見入ってしまう。場面、場面で、姫の心情が痛いほど伝わって来ます。

素晴らしい作品だと思います。




あー面白かった

2013-12-22 21:20:45 | 映画
「ルパン三世VS名探偵コナン
 THE MOVIE」
監督 亀垣一
主演 (声)栗田貫一
     高山みなみ

(物語)警察を出し抜き、予告通りに宝石を盗み出した怪盗キッドだったが、その後をコナンが追う。だが、あと少しというところでスケートボードを斬鉄剣に切られ、取り逃がしてしまう。追いかけていた相手は、実はキッドに変装したルパン三世だったのだ!

翌日、海外人気アイドル、エミリオの来日を映したワイドショー画面に、コナンは予想外の人物を発見し驚く。次元大介!何故、奴が…。

そんな中、毛利探偵事務所は、ひょんなことからエミリオへの脅迫事件に関わることとなる。一方で、ルパンを追って帰国した銭形警部に協力する目暮警部始め警視庁の面々。今、巨大な陰謀が動き始めた…!

   ◇    ◇

随分久しぶりの映画レビューです。

娘とのかねてからの約束で、見に行きました。

コナン側の作品カラーに合わせてか、ルパン側が本来のハードボイルドキャラが強く出ていて、ファンとしては嬉しい限り。スピーディーかつスリリングな展開にハラハラドキドキ。時折挟まれるユーモアに思わずニヤリ。
OPテーマ曲の時の画面がルパンの第1シリーズを思わせるものだったのに内心歓声をあげ、阿笠博士の台詞「ルパンを捕まえてハワイに行こう」には、やはり内心「それはヨーロッパ」とツッコミを入れ、2時間たっぷり楽しませていただきました。

娘もご満悦だったようです(*^_^*)。

ありがとう、コナン君。



劇場に営業に来ていました。携帯を向けると、すかさずポーズ。良い子だねえ。



飛ばない豚は、ただの豚だ

2013-09-07 20:08:50 | 映画
「紅の豚」
監督 宮崎駿
主演 (声)森山周一郎

(物語)
時は1920年代末のイタリア。アドリア海周辺では、海賊ならぬ空賊が海上で客船を襲い、治安を脅かしていました。主人公のポルコ・ロッソは、空賊相手に戦って人々を守る賞金稼ぎ。今日も、マンマユート団にさらわれた幼い女学生15人を見事に奪還したポルコでしたが、彼には、他の人とは違った大きな特徴がありました。彼の顔は、魔法によって豚に変わっていたのです。それには、彼自身の過去への想いが秘められていました…。


   ◇   ◇

6日、ご本人の口から正式に引退発表があった宮崎駿監督の残した名作の一つ。「自分が作りたいものではなく、今の時代には、どんな作品が必要かを考えて製作する」をモットーにしていた監督が、バブル崩壊後の不景気の中で、元気のない中高年男性に向けたメッセージとして作ったのが、この映画です。男性をターゲットにした結果として、監督自身の素の姿、趣味趣向が最も反映された作品となりました。

飛行機大好き。冒険アクション大好き。でも、戦争は大嫌い。国家権力、特に独裁は大嫌い。バカで単純でどうしようもないけれど、実に魅力的な男達。活き活きと描かれる女性達。その根っこにあるのは、徹底した反戦と、ヒューマニズム。
初期のテレビ作品も含め、監督の作品の端々に繰り返し出てくるモチーフが、この作品には凝縮された形で現れています。しかも抜群の面白さ。引退発表に伴い急遽決まった放送で、この作品を選んだ日本テレビのセンスというか監督への愛情に感心しながら、なんとも言えない気持ちで画面を見つめていました。

初監督作「カリオストロの城」以来、大学受験で映画館に行けなかった「天空の城ラピュタ」を除いて、宮崎監督の映画は、全て公開時に映画館で見てきました。足掛け30年以上の追っかけです。

もう新作が見られないのは残念ですが、今は感謝の気持ちを捧げたいと思います。

宮崎駿監督、ありがとうございました。

僕は、あなたの手掛けた作品、劇場用映画、テレビ作品、マンガなどから、本当に多くのものを学びました。

かけがえのない感動を、本当にありがとうございます。




娘との約束で見ました

2013-08-22 21:04:23 | 映画
「謎解きはディナーのあとで」
監督 土方政人
主演 櫻井翔 北川景子

(物語)
麗子お嬢様と執事の影山の凸凹コンビ。自らの名を冠した自社所有の豪華客船プリンセス・レイコ号で、シンガポールへの船旅に出発しますが、そこには、何故か風祭警部の姿が(^_^;)。彼は、国立市長の依頼で、シンガポールへの贈り物「Kライオン」警護の任に着いていたのです。
ドレスアップした麗子を、相変わらず香港の財閥令嬢と勘違いしたまま一方的にアタックしてくる風祭警部に辟易しているところに、殺人事件が発生。海に落ちた死体を引き上げると、犯人は被害者を射殺した後で、わざわざ救命着を装着させてから海に棄てたことが判明しました。さっぱり分からない犯人の意図に首を傾げながらも、ともかく善後策を協議していた船長や風祭警部、麗子達のもとに「このままシンガポールまで航行しろ」との犯人からのメッセージが…。

   ◇   ◇

原作は本屋大賞受賞のユーモアミステリー。櫻井翔君目当てで見たTVシリーズに思いっきりハマり、DVDは全てレンタル、この劇場版公開に併せた夏の再放送も全部チェックした娘との約束を果たすべく、父娘二人で見てきました。(その間、妻はお買い物)

相変わらずの主従に、いつも以上にハイテンションな風祭警部。TVシリーズの楽しさが、そのままスクリーンで味わえます。宮沢りえさんや生瀬勝久さん、竹中直人さんなど、豪華なキャストを贅沢に使った、お祭り騒ぎみたいな作品です。

嵐の歌う主題歌が流れ終わった後のエピローグが、なかなか良いんですよ。