美糸

感じたまま書いています。

祖母の聖書

2020-08-16 08:36:00 | 日記
いつもご拝読賜りまして恐れ入ります。

毎年恒例とは行かないお盆休みでした。

私はと言うとほぼ毎日子供たちの野球三昧。

幸せな事ではありますが年々体力がついていかず…日々疲れ果てて寝る…の繰り返しでした笑

皆様はいかがでしたでしょうか?

さて。

3ヶ月前。実家の店舗を弟夫婦が掃除してくれ祖母と父の叔母の聖書が出てきました。

信仰深いお二人の善念が詰まった聖書。

共に聖歌書も出て参り私で預かる事に。

祖母は毎日聖書を読み晩年はままならない身体ではありましたが自分の事は自分で。

時に奔放な性格の父を嗜め笑

天昇する際も我儘一つ言わず静かにこの世を去りました。
病気もあり口数の少ない方ではありましたが素晴らしい祖母でした。

幼い頃の祖母との思い出はあまりありませんが父は祖母を大切に思い、車椅子の祖母を背負って外に連れ出し神社仏閣や自然の美しさに触れられる場所へよく出かけていました。

大学の小論文受験では『原風景』の題で祖母を背負う父の姿を題材にし後で教授に聞くと一番で合格したそうです。

何も語らず共、その姿で学びをいただき人の命の尊さ美しさを感じました。

聖書の念からもその尊さを感じます。

大切に手に取りながら私も少しでも祖母の美しい魂に近づけるように。

本日も真摯にお役目に全う致します。

ではまた。


美糸