美糸

感じたまま書いています。

お伝えする立場

2020-03-09 18:00:01 | 日記
いつもご拝読賜りまして恐れ入ります。

不安定な巡りの時こそ明るく笑顔で乗り越えたいと感じます。
人はこれまで沢山の試練を乗り越えて参りました。

後少し。心穏やかにお過ごし頂ければと存じます。
私もそのように…

私共はピアノ教室を主宰しており、お陰様で今年で8年目を迎えました。

然しながら再来年度は新規事業を興す事もあり、来年度で一旦教室を閉めようと考えております。

ピアノは幼い頃から習い、高3まで続けました。
声楽が得意で当時の講師の先生からは音大の進学を勧めて頂きましたが。
年子の弟と6つ下の弟がおりまして高額な授業料を鑑み進学を断念し幼児教育の道へ。

今から思うとその選択で良かったと思います。

ご縁あり退職後はピアノ教室を立ち上げました。

30代は我武者羅で意気揚々とし、一時期は30名を超える生徒を抱えておりました。
様々な岐路もあり、現在は20名弱の生徒に落ち着きました。
お一人お一人と長年お付き合いする中で沢山の学びの機会を賜りました。

振り返ると力ある生徒達のお陰で良き時間を過ごさせていただいております。

音に溢れた生活は五感を研ぎ澄まします。
占師になったのもこの研ぎ澄ます時間を与えて頂けたからこそ。

自分が楽しむ音楽とはまた違い如何にその楽しさをお伝え出来るか…
講師の質はそこにあると考えます。

テクニックとしての弾き方を伝えるも大切ですが。
音楽の楽しみ方や本質を伝える役目である事に常に緊張感を持ちながら。

本日のレッスンも心を込めて向きあいました。

一日の終わりに。
心からの感謝を込めて。

ではまた。

美糸