２月２０日 週末の国内社会・経済・政治・海外のできごと

北海道と東北、猛吹雪警戒＝北陸は大雪－気象庁（時事通信）
◆前線を伴う低気圧が急速に発達しながら北海道東方沖を北上した影響で、２０日は北海道や新潟県を中心に雪が降った　低気圧は２１日に千島近海を東北東へ進み、上空には寒気が流れ込んで強い冬型の気圧配置になる見込み　気象庁は北海道と東北では猛吹雪や暴風、高波に警戒するよう呼び掛けた　北海道と北陸では大雪にも警戒が必要


６日ぶり死者２００人下回る＝国内感染７．１万人－新型コロナ（時事通信）
◆国内では２０日、新たに７万１４８８人の新型コロナウイルス感染が確認された　前週の日曜日より約５９００人少なかった　死者は１５８人判明し、６日ぶりに２００人を下回った　重症者は前日比３人減の１４７７人だった
◆東京都では、新たに１万２９３５人の感染が確認された　１日当たりの新規感染者は前週の日曜日と比べ１３９人減少した。死者は１７人だった


７歳息子を窒息させ殺害＝容疑で４２歳母親逮捕－神奈川県警（時事通信）◆当時７歳の小学１年生の息子を殺害したとして、神奈川県警捜査１課などは２０日、殺人容疑で自称看護助手の　容疑者（４２）＝同県大和市西鶴間＝を逮捕した　逮捕容疑は２０１９年８月６日午前８時４５分～午後３時ごろ、自宅で次男　君の鼻や口をふさいで窒息させ、殺害した疑い


意識不明の男子高校生死亡＝宅配業者装い襲撃か－大阪府警（時事通信）
◆大阪府高槻市の集合住宅の通路で男子高校生（１７）と住人の女性（４０）が意識不明の状態で見つかった事件で、府警は２０日、男子生徒が１９日夜に死亡したと発表した　生徒は宅配業者を装って女性宅を襲撃したとみられ、府警が詳しい経緯を調べている
◆事件は１４日午後６時ごろ、「泥棒が家にいる」と女性の１０代の娘から助けを求められた住人が１１０番し発覚　駆け付けた警察官が２階通路に倒れている男子生徒と女性を見つけた　女性は頭に打撲痕があり骨折していた　生徒の胸には刺し傷があった

兵庫・三木で住宅火災、１人死亡（産経新聞）
◆２０日午後１時４０分ごろ、兵庫県三木市福井の住宅で「１階のベッドから火が出て、祖母が取り残されている」とこの家に住む男性（２７）から１１９番があった
◆兵庫県警三木署によると、木造２階建て住宅が全焼　火は約１時間半後にほぼ消し止められたが、焼け跡から性別不明の１人の遺体が見つかった　同居の祖母（８０）と連絡が取れておらず、同署が身元の確認を進めている


長崎知事に大石氏初当選＝最年少３９歳、保守分裂制す（時事通信）
◆任期満了に伴う長崎県知事選は２０日投開票され、無所属新人で医師の大石賢吾氏（３９）＝維新推薦＝が、４選を目指した現職の中村法道氏（７１）、新人で会社社長の宮沢由彦氏（５４）の無所属２人を破り、初当選を果たした　大石氏は現職知事では全国最年少となる　自民党県議の支持が大石、中村両氏で分かれた保守分裂選挙を制した


ＦＤＡ、４回目コロナワクチン接種を検討＝ファイザー、モデルナ製－米紙（時事通信）
◆米紙ウォール・ストリート・ジャーナル（電子版）は１９日、新型コロナウイルスワクチンに関し、米食品医薬品局（ＦＤＡ）が今秋に４回目の接種認可を検討していると報じた　最終判断は行われていないが、対策を迫られる新たな変異株が出現すれば、認可時期の前倒しが必要になる可能性もあると
◆同紙が関係者の話として伝えたところでは、２度目の追加接種となる４回目は、米製薬大手ファイザー、米バイオ医薬品企業モデルナのワクチンを検討対象にする


岸田首相、駐日米大使と広島訪問へ＝２６日軸（時事通信）
◆１９日　岸田文雄首相がエマニュエル駐日米大使とともに被爆地・広島市の平和記念公園を訪問する方向で調整していることが分かった　２６日を軸に検討している　東京都と広島県には新型コロナウイルス対策の「まん延防止等重点措置」が適用されているため、感染状況を見極めて最終判断する　政府関係者が１９日、明らかにした

ウクライナ情勢で連携確認＝林外相、ＮＡＴＯ事務総長と会談（時事通信）◆先進７カ国（Ｇ７）緊急外相会合に出席するため、ドイツを訪問していた林芳正外相は１９日午後（日本時間２０日午前）、北大西洋条約機構（ＮＡＴＯ）のストルテンベルグ事務総長と会談した　ロシアの軍事圧力で緊迫化するウクライナ情勢の緊張緩和に向け、緊密に連携していくことを確認した


英女王が新型コロナ感染＝症状軽く、公務継続（時事通信）◆英王室は２０日、エリザベス女王（９５）が同日受けた新型コロナウイルスの感染検査で、陽性と判定されたと発表した。軽い風邪に似た症状があるものの、簡易な公務は続ける見通し


ウクライナ首都から職員退避＝女性切迫で「安全優先」－ＮＡＴＯ（時事通信）
◆北大西洋条約機構（ＮＡＴＯ）当局者は２０日、ウクライナで勤務するＮＡＴＯ職員を、首都キエフから西部リビウとＮＡＴＯ本部のあるベルギー・ブリュッセルに退避させたと明らかにした
◆情勢が切迫しロシア軍によるウクライナ侵攻の恐れが一段と高まっていることを踏まえた措置とみられる　当局者は「職員の安全が最優先だ」と説明した　退避した職員の数など詳細には触れなかったが、「ウクライナ国内のＮＡＴＯ事務所は引き続き業務可能だ」としている

ロシア軍結集に「深刻な懸念」　Ｇ７外相会合が共同声明（産経新聞）◆ドイツ・ミュンヘンで開かれた先進７カ国（Ｇ７）外相会合は１９日、ウクライナ国境へのロシア軍の結集に「深刻な懸念」を表明する共同声明を発表した　ロシアが軍事侵攻した場合、「甚大な結果を招く」として、個人や分野を対象に経済制裁を課すと警告した


第３候補の安氏、保守一本化撤回＝「責任は尹氏に」－韓国大統領選（時事通信）◆３月９日投開票の韓国大統領選で、第３の候補で保守中道系野党「国民の党」の安哲秀代表は２０日、ソウル市内で記者会見し、保守系最大野党「国民の力」の尹錫悦前検事総長に向けた候補一本化の提案を撤回すると発表した


ウクライナ侵攻「いつでも可能」＝米大統領、ＮＳＣ開催へ（時事通信）◆米ホワイトハウスは１９日、声明を発表し、「ロシアはいつでもウクライナ攻撃を開始することが可能だ」との見方を改めて示した　バイデン大統領は２０日に国家安全保障会議（ＮＳＣ）の会合を開催し、ウクライナ情勢について協議する

米英豪、ＡＵＫＵＳ連携強化を確認（時事通信）◆ブリンケン米国務長官は１９日、ドイツ南部で開催中のミュンヘン安全保障会議の場で、英国のトラス、オーストラリアのペイン両外相と会談した　３カ国の安全保障枠組み「ＡＵＫＵＳ（オーカス）」の下で連携を強化し、他の同盟・パートナー国と共にインド太平洋の平和と安定を維持する方針を確認した


ロシアとベラルーシ、軍事演習継続＝ウクライナ情勢悪化と主張（時事通信）◆ベラルーシ国防省は２０日、国内で１０日から行われているロシア軍との合同軍事演習を継続すると発表した　ウクライナ東部で政府軍と親ロシア派の紛争が続くドンバス地方の情勢悪化を受け、ロシアのプーチン大統領とベラルーシのルカシェンコ大統領が決定した

独仏、ウクライナからの退避勧告＝「東部で停戦違反」（時事通信）
◆ドイツの外務省は１９日、ウクライナに滞在する自国民に対し、直ちに国外退避するよう勧告した　フランスの外務省も同日、ウクライナのドネツク州など東部３州に滞在する自国民に対し、「直ちにその地域から離れる」よう勧告　それ以外の地域に関しても、やむを得ない事情がある場合を除き、国外退避するよう呼び掛けた


エチオピア、ナイル川の大規模ダムで発電開始（ＡＦＰＢＢ　Ｎｅｗｓ）◆エチオピアのアビー・アハメド首相は２０日、ナイル川の支流の一つ、青ナイル川に建設した「大エチオピア・ルネサンスダム」での発電を正式に開始した　この大規模ダムをめぐっては近隣諸国との対立が続いている