調査結果「CO2削減活動に7割が関心も、男性は2割が『何もしていない』」
ブロガー向け情報サイト「ブロッチ(http://blogch.jp/)」などネットマーケティングを展開する株式会社アイシェアは同社が提供するサービス会員をパネラーとするリサーチ結果を発表した。
CO2削減活動「関心あり」7割 ~男性は「何もしていない」2割
発表URL:http://blogch.jp/up/2008/07/22112638.html
<調査概要>
地球温暖化防止のためにCO2削減が唱えられている。ネットユーザーはどのように考えているのか?20代から40代を中心とする男女429名の回答を集計した。
CO2削減活動に関心はあるか?と聞いたところ、全体では「大いに関心がある」が20.3%、「関心がある」が50.1%で、あわせると70.4%が関心はあると回答。「どちらともいえない」は22.1%、「関心はない」は7.5%だった。男女別に見ると、男性は「大いに関心がある」が19.2%、「関心がある」が45.5%で、あわせると64.7%。女性は「大いに関心がある」は21.5%と同程度だが、「関心がある」が55.1%と男性に比べ10ポイント高く、合わせると4人に3人が関心を持っていた。年代別では、「大いに関心がある」が20代では13.6%、30代では17.5%、40代では23.6%と年代が上がるにつれ高くなっていた点が注目された。
CO2削減活動に関し、具体的に始めたことや経験のあることを複数回答形式で聞いたところ、全体では「ゴミの分別」が46.4%で最も多く、「冷暖房の利用を控えめにした」が39.4%、「エコバッグやマイ箸を持参するようになった」が36.8%と続く。ほとんどの項目において女性の方が男性よりも高い割合となったが、「自動車の利用が減った」は男性26.8%に対し女性は21.0%と男性の方が高く、「何もしていない」とした人も女性では8.8%だが、男性では19.6%と2割を占めた。
年代別で特徴的だったのは、年代が上がる程「家電関連」の行動が高くなっている点。「省エネ家電に買い換えた(検討している)」は20代では16.7%だが、30代は21.5%、40代は30.7%、「使わない家電はコンセントから抜いている」は20代が24.2%、30代が30.0%、40代が32.3%となった。また逆に「食事を残さないようになった」は40代では10.2%だが、30代では17.0%、20代では19.7%と、若い年代ほど高い割合となった点も目を引いた。ちなみに「何もしていない」と回答した人のCO2削減活動への関心度を見ると、「大いに関心がある」としたのは3.2%だが、19.4%は「関心がある」と答えており、あわせると22.6%が関心はあるとしている。実際には何の行動も起こしていない人でも、5人に1人は「CO2削減活動に関心を持っている」という点は興味深いと言えよう。
<調査データ>
* 関連資料 参照
<調査概要>
有効回答数:429名
調査日:2008年7月8日~2008年7月10日
男女比:男性:52.2% 女性:47.8%
年代比:20代:15.4% 30代:46.6% 40代:29.6% その他:8.4%
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