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ヤフオクでSRX400を買ってみた!

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タンク塗装工程に突入!

2021-07-07 23:01:25 | 日記
燃料タンク修理も遂に大詰めです!
今までの努力が報われるかどうかは、塗装に懸かっていると言っても過言ではありません。
まずは焦らずに下準備から丁寧に進めていきます。
今回は全塗装になるため、全体を1000番の紙ヤスリで削ります。
これは塗装の密着を良くするために行います。キレイだった塗装面もくすんでいき、もう後戻りはできません。
ここで問題が一つ出てきました。
燃料タンクは下の方まで塗る部分があるのでシメジ(ダンボール)の上では塗れないことに今さら気付きました。
家にあった端材を使って急遽、塗装台を作ることに。
インパクトドライバーを使用し、あっという間に完成!
木材は取っておけば色々と使い道があるものですね。
タンクを乗っけて見て安定するかを慎重に確認します。
転がり落ちてパテが剥がれたら立ち直れません。
大丈夫そうなので塗装作業を進めていきます。




まずはシリコーンリムーバーでタンク表面を清掃、脱脂をします。
これを使わないと塗装が上手く密着せず、塗料を弾いてしまうことがあります。
キレイなタオルで拭き取り、下塗り剤のプライマーを塗っていきます。
スプレー塗装練習のつもりで最初は薄く、乾いたのを見計らって徐々に厚く塗っていきます。
塗装初日はここまで。翌日、プライマー塗装面を触ってみるとざらつきがあります。
1500番の紙ヤスリで水研ぎし、表面を滑らかになるまで磨き、仕上げに塗装前にシリコーンリムーバーで再度脱脂をします。
いよいよ塗装本番です。


メタリックカラーはほぼ仕上げにクリア塗装が必要になります。
アクリルクリアは安いんですが、ガソリンが付くと溶けるとのことなので、今回は少しお高いウレタンクリアを用意。
ベースカラーから塗っていきます。
プライマーの時と同様に焦らず、乾いてから徐々に厚くしていきます。
メタリックカラーはキラキラした部分が沈殿しやすいので、よくカンを振って垂れないように気を付けながら艶が出るよう塗っていきます。
続いてクリア塗装を行います。
ウレタンクリアは塗装する前に工程があるのでよく説明を読み、準備をします。
用意ができたら、ベースの時と同様に少しづつ厚くし、艶を出していきます。
乾燥させ、完成したのがこちら。




ウレタンクリアが高いだけあって、素人塗装でもツヤツヤです!
リヤカウルとの色の違いもさほど気にならない感じです。
Holtsさん、お世話になりました!
スプレーカン塗装に挑戦する方はYouTubeのスプレー塗装動画も見ることおすすめします。
ぶっちゃけ、動画なのでこのブログより判りやすいです。(笑)
あと、夜に作業するのは避けましょう!
蛍光灯に引き寄せられた虫が塗装中の燃料タンクに特攻してきます!
合間に他の部分も修理していましたが、ほぼ1ヶ月かかりました。
長かった~。



やっと終盤、タンクにパテ盛り!

2021-07-06 18:55:30 | 日記
燃料漏れ修理が終わったので、外観の修理にとりかかっていきます。
最初は修理箇所の上から汎用の二-パッドを張って隠そうと思ってたんですけど…。
ここまで大事になるとそうもいかなくなりました。
なのでタンクをホームセンターのスプレーカンで全塗装することにしました。
ただ、SRX用のスプレーがあるはずもなく、結局は現物合わせです!
ホームセンターのカー用品のところに燃料タンクを持ち込み、スプレーのカラーサンプルをタンクに当てて明かりの下や影の部分など複数の箇所で確認していきます。
ガンメタというよくある色合いなので種類も豊富にあります。
調べること30分!店員さんに不思議な顔をされながらも近い色のスプレーを見つけました。
例えば赤とか好みの全く違う色に塗り替えることも考えましたが、そうなると後ろ側も合わせて塗装しなければなりません。
塗装が上手く出来る自信がなかったので、今回は最低限の部品に留めました。
合わせてパテも購入。いよいよ外観作業を進めていきます。
燃料タンクはフレームからそこそこ隙間があるため多少膨らんでも取り付け上の支障はありません。
なので溶接の上に厚付け用のパテを盛っていきます。

Holtsの厚付けパテは硬化剤が別になっているので手早く混ぜて固くなる前に塗っていきます。
溶接部分を覆い、乾燥させます。


乾いたら表面を紙ヤスリで削り、形を整えていきます。
やはり、厚付けだけだと所々に凹みがあります。
なので今度は更に細かい薄付けパテで表面の細かい凹みも埋めていきます。
パテ埋めをやってみた感想は、やっぱりプロはすごいな~、って感じでした。
何回か繰り返しやってみたのですが金属とパテの境界が上手くいきません!
最終的に1500番のペーパーで水研ぎし、表面は滑らかになりましたが技術が及ばず!
若干妥協して次の作業に写ります。
いよいよタンク最後の工程、塗装していきます!

燃料タンク、内側をコーティング

2021-07-05 21:36:15 | 日記
とりあえずはんだ溶接修理で漏れは収まりましたが、またどこから漏れてくるか判りません。
なので内部をコーティングするものを用意しました。
ワコーズ、タンクライナー!
2種類の溶剤を混ぜて使い、2回に分けて内部をコーティングする優れものです。
色々調べましたがこれが一番信頼が高そうですね。
まずはタンクの内部をキレイにして、乾燥させなくてはいけないので、一緒に買った錆び落とし剤をタンクの中に入れて一晩放置しました。
翌日、外観をチェックしましたが漏れてはいないようです。
液剤を抜いてみると茶色く変色した水が出てきました。
中を除いてみるとまだ錆びはありましたが、これ以上の清掃は限界かな?水を入れて濯ぎ乾燥させます。
いよいよ、コーティング。ストレーナ取り付け部のねじ山に液剤が付かないようにボルトを差しておきます。


本来のボルトはパッキンが付いていて壊れたら困るのでピッチの合う別のボルトを差し込んでおきました。
まず大きい方のカンを開けて中身をしっかり混ぜます。
最初はかなり固まっていたようで抵抗がありましたが、混ぜていく内にシャバシャバになりました。
付属のビーカーできっちり量を図って小さい方のカンの中身も入れていきます。
手早く混ぜたらタンクの中に注ぎ入れ、アルミテープで蓋をしたら全体に行き渡るようにタンクを回していきます。
縦横に回し終えると蓋を開けて乾燥させます。
北海道はまだ肌寒かったので説明書通りに乾燥ブースを作りました!


即席乾燥ブース、シメジ1号です!
近くのコープで頂いてきました。
ちゃんと買い物もしましたよ。半額のおやきだけですけど…。
この中にタンクを設置してドライヤーをスイッチオン!
この方法だと20分で乾燥するとのことです。
ドライヤーを20分もかけ続けると電気代が心配になりますが、ここはタンクの出来映えを優先!
完全に乾燥してから2回目を実施する必要があるので、翌日同じ作業を行いました。
長持ちしてくれることを願いつつ、タンク修理も終わりが見えてきました。


燃料タンク穴開き修理

2021-07-04 08:52:02 | 日記
ガソリンを抜いて本格的に修理にとりかかっていきます。
漏れ箇所の塗装を紙ヤスリで剥がしていきます。
地金と穴が見えてきました。
そこに用意した金属補修用のハンダを溶着していきます。


ちなみにはんだごては80W仕様の物と金属用のはんだ、フラックス付きの物を用意しました。ホームセンターに売ってて2000円くらいで揃えることが出来ます。
密着したようで水を入れてみます。
漏れてこない!とりあえず塞がったようです。
このはんだ修理跡をどう隠すかなと考えながらタンクを見ていると、下側に錆で塗装が盛り上がって膨らんだ所が目に留まりました。
せっかくだからと紙ヤスリで擦った瞬間、ダバダバと水が漏れ出てきました。
一瞬で悪化しました。どうやらタンクの金属部分には既に穴があり、塗装膜でギリギリ保っていたようです。
よく見るとそんな膨らみが至るところに…。

こうなりゃ自棄だ、トコトンやってやるぜっ!

塗装面を活かそうと思っていましたが諦めました。
お構い無しにガリガリ削り落としていきます。
金属部分が出てくるとかなり穴が開いていることが判ってきました。



はんだごての熱でも穴が広がっていきます。
悪戦苦闘しながら溶接、漏れ確認を地道に繰り返していきます。
溶接修理をしていく中でだいぶコツがわかってきました。
フラックスという液剤を使うと溶かしたはんだがユルユルになります。
なのでこの状態で穴を塞ごうとしても中に流れ込んでしまいます。
かといって使わなければ細かな巣穴が残り、漏れの原因になります。
なので、ある程度穴の上にはんだを被せ、上の面をフラックスを使って流れ落ちない程度に表面を滑らかにすることで穴を塞げることがわかってきました。





溶接修理4日目でようやく漏れが収まりました。
はんだも2回買い足し、気づけばかなり広範囲になってました。
サイドスタンドでに傾くからなのか、左側に水が溜まり腐食しやすいんですかね?
やっと巣穴地獄から抜けることが出来ました~。









SRX400修理開始!

2021-07-02 05:14:25 | 日記
メールを送った翌日。出品者より連絡がありました。
こちらの話を信用していただけている感じで申し訳なさそうに言葉を選んでる様子でした。
ただ、こちらで提案させて頂いた代品への交換や、現物修理での対応は難しいとのことで、金額の一部を返金するので修理代に充ててほしいと申し出がありました。
こちらとしては代わりのタンクがあれば一番良かったのですが、できないことを頼んでも仕方ないので、その申し出で了承しました。
正直、オークションで購入した20年以上経ってるバイクに保証があるとは思っていなかったので、どのような形であれ、こちらの声を聞いて誠意ある対応をしてくださった出品者のショップには感謝です。
ともあれ、こうなったからには自分でなんとかするしかありません。
再びヤフオクで燃料タンクの出品を探しましたが、元が古いので状態が似たり寄ったりでそのまま使えそうなのは出てきません。
やはり、今付いてるタンクを直すのが一番手っ取り早そうです。
タンク購入は諦め、色々と修理する方法を検索してみると自分にも出来そうな直し方があるようです。
道具を買い揃え、作業開始!
燃料タンクを車体から取り外します。
シートを外したらタンクを固定しているボルトが見えます。

ボルトとエア用のホースを取り外し、後は左横にあるリザーブ切り替え弁に刺さっている燃料ホースを壊さないように慎重に抜き取ります。
前側はゴムブッシュで押さえてるだけのようなので後ろ側を持ち上げてグリグリ引っ張ると上がってきました。
燃料タンクが外れました。案外簡単に取り外せます。
作業をする前にガソリンを全ての抜き取らないと危険なので、タンク内の残量を確認するため振ってみると液体の他にざらざらとした音が混じってます。
とりあえずバケツに移すと真っ黒い錆び混じりのガソリンが出てきました。
うおっ!?ひでぇっ!
水を入れて濯ぎ、タンク内溜まっている錆び汚れを取り除いていきます。
4~5回繰り返し水を捨ててもまだまだ錆がでてきます。
この燃料タンク、ホントに直るのかな?
始まって早々、心が折れそうです。
とりあえず初日は水を入れては濯いで捨てる。燃料タンクエクササイズを7セット繰り返して終えることとなりました。