☆神の領域☆

病院から呼び出しの連絡を受けてから
　1ヶ月以上が経ちました
父は頑張っています・・・すごい生命力です

相変わらず小康状態ですが、体力的に衰えてきています

午前中の仕事を終えて兄と病院へ　　

集中治療室の父は酸素吸入は取れたが
　大きな点滴の袋と尿管が・・・

「兄ちゃんも来ているよ　　わかる　」と声をかけると
　「わかる～」と言って、兄の顔を見た
　　思わず子供に言うように「わかると言えたね～」　

耳が遠くなっているので、耳元で「さちこさんは～？」と聞くと　
　私のほっぺを人差し指でチョン・チョンと・・・　

兄が「苦しそうなのに、あまりしゃべらせるな」と私を止めた

今日の父は調子が悪そうだったが、やせて小さくなった目を
　必死に開けようとしている

先日、主治医と会った時の言葉は
　「医学の領域は超えて、”神の領域” に入りました。
　　　　眠るように命の火が尽きるでしょう
　　　　　いつかはわかりませんが
　　　　　　　その日は遠くはないでしょう」

いつまでも生きていて欲しいが
　眠るように命を終えたほうが、父にとっては幸せかも・・・　
　　その日は、神様のみが知っている

父を召される時は、どうか苦しまないように
　眠るように、逝かせてあげてください