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しるべない旅

幼い頃の思い出と日々の雑感気まぐれに綴っております。

アコーディオン継続記(7)

2023-12-10 13:11:18 | 日記

昔の長屋暮らしは、ほのぼのしていました。お風呂は共同で、お掃除当番もみんなで分担して融通していました。我が家が共働きを始めれば、母のいない鍵っ子時間には、お向かいさんにお願いして、お宅で家族ぐるみでお付き合い出来ました。そんなお家がお兄ちゃんのお宅でした。楽器を奏でるのも禁止でなかったいい時代でした。
さて、アコーディオンとのふれあいのお陰で、音を作る、奏でる、創作する楽しみが、オルガン教室通いを楽しくさせてくれました。

アコーディオン継続記(6)

2023-12-10 13:08:34 | 日記

鍵盤楽器は、始めるキーによって色がつくのが楽しいです。アコーディオンの左手は、ボタンの高さが同じで、白鍵、黒鍵の凸凹がないけれど、押した場所と同じ音のボタンがいっしょに凹んでいるのが音とタッチでわかるし、薬指から始めても、小指から始めてもメロディーが奏でられるのが便利だと思いました。左手の音を伸ばしながら、右手で音を探して遊んでいました。見つかると黒鍵はしっかり押し込んでいましたし、白鍵は押し込みながら、黒鍵を挟むようにして触れていました。蛇腹か大きく動くと楽しいと感じました。80ベースあると、12の音色がすべて作れていました。やがて、和音の作りに興味が移りました。

アコーディオン継続記(5)

2023-12-10 13:02:44 | 日記

オルガン教室で、簡単な1オクターブ内で弾ける曲をたくさん習っていました。お使いありさん、ブンブンブン、びっくり交響曲の一部などは、左手のボタンで奏でられるのがわかりました。面白くて、感動しました。右手で追いかけたり、重ねたり、調子を変えたりして遊びながら弾いていました。鍵盤とボタンの調子の関係が何となく理解出来ました。

アコーディオン継続記(4)

2023-12-10 12:56:58 | 日記



左手の薬指をお兄ちゃんに導いてもらい、基準のドのボタンを探しました。
「窪みがあるね。」
「押してみな。」
押してみると低いドの音が鳴ったから、右手でいっしょに押して、蛇腹を開閉しました。押し方を変えて、リズムをつけてみました。同じようにして、左指をお兄ちゃんに導いてもらい、中指、人差し指、小指を使って音階を押しながら、右手と合わせて、ポジションを覚えました。蛇腹が開き切ると、空気ボタンで戻し、開き切るまでに音階が両手で上がるように練習しました。開くのが出来ると、閉じながら音階が下り切るように練習しました。左手の奥2列で音階が弾けるのがわかりました。

アコーディオン継続記(3)

2023-12-10 12:43:28 | 日記

横森さんがテレビで人気だった頃なので、アコーディオンの左手はどうなっているのか、早く知りたくて仕方なかったです。蛇腹止めを外すと、お兄ちゃんと話しているうち、蛇腹が下がり、自然に扇形を描いて開いていました。
「すごいでしょう。きれいに開いているね。こうやってだらーんとしながら、弾くと、いい音出せるよ。上に白いボタンあるから、押しながら、戻してみな。」
「あった。これだ。」
親指と人差し指で挟み押ししながら、蛇腹を閉じました。
スーッ
「空気の音がしたね。」
「うん。」
空気ボタンをリズミカルにパチンパチンと音をさせていました。
「今、やったみたいに、音を出す時も、リズムをつけるんだよ。」
「うん、やってみる。」
空気ボタンをリズミカルに押したり、離したりして、蛇腹を開閉して何度も往復させて慣れました。やがて、何か歌を歌ったり、ハミングしたりしながら、操作していました。空気の流し方をマスターすると、左手のボタンの数、並び方を教わりました。