転居先は、コンクリート造りのアパートになりました。父は、小学校の教師でしたから、アパートには、仕事繋がりのお仲間のお子さんが、私の級友でもありました。音感や役者肌があると周りから認められると、学芸会で役をもらったり、合奏ではアコーディオンを弾かせてもらうチャンスをもらったり、楽しい時間を過ごしました。友だち付き合いもうまく行くようになり、学校が楽しくなりました。公園で遊ぶ時も、楽器の話をしながら、楽しく活動していました。
父の転勤先の近くにいよいよ戸建が完成し、アパート住まいから広い家に転居、僅か1年でまた、転校となりました。小4の2学期から小6卒業まで、高学年の期間をそこで過ごしました。私が楽器に興味があったり、クルマや鉄道に興味がある子だと、噂が広まり、転校先でも、友だち付き合いには苦労しませんでした。