そして、私は、勤務校を2校経て、部活動担当は音楽とは全く関わらないものになりましたが、アコーディオンを生かすチャンスがやって来ました。卒業生を送る会で、学年の出し物を企画し、寸劇のBGMの演奏、歌伴、歌唱指導を担当することになりました。初めて大勢の人数をまとめて、引っ張って行く演奏、緊張しました。終われば、アコーディオンの良さを子どもたちに広めることが出来、やって良かったと感じました。
昼間でもあたりは暗いから、ターンする際はライトが周りの家の壁面にきれいに反射しました。この時にロービームからハイビームに変えたり、方向指示器を練習したりしました。ちょっと停車させると、エンジンが止まりそうになるから、セルボタンを押して瀬戸際の音を楽しみました。
カチッキュルキュルキュルキュルヒュ〜ドロカチッキュルキュルドロウォン…
セルの音と点火音が競い合う音は素敵でした。左脚を軸足にして、身体全体を曲がりたい方向に捻りながら、アクセルグリップを上げました。結構力が要りました。
アイスバーンになると、軸足を踏ん張らないと滑るから、気を使いながらターンしました。往復だけでなく、途中で八の字を描くように走るのも練習しました。
