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しるべない旅

幼い頃の思い出と日々の雑感気まぐれに綴っております。

バイクふれあい記104 雪中走行9

2023-12-11 19:51:04 | 日記

雪国は、雲に覆われ昼間も暗いため、メインキーを灯火点けのままにしていました。お母さんの補助車役を次第に外してもらい、そばを沿い歩きしてもらい、自力で車体感覚を掴むようにしました。転倒しそうになると、手ブレーキをしっかり握り、クラッチをしっかり握り、左脚を接地させて休憩しました。後ろブレーキのフットはスリップの原因になるから、踏まないようにしました。ギアもローに入れたままにしていました。角型ライトを時折覗き込み、右手の平をだらんとさせ、アクセルグリップの表面に乗せていました。親指と人差し指はセルボタンにいつも触れていましたし、残りの三指は手ブレーキを握るのに使いました。回転数が落ち始めると、ボタンを押しっぱなしにしておいて、アクセルグリップさまざまな角度に開けてセルの音を楽しみました。




バイクふれあい記103 雪中走行8

2023-12-11 12:27:42 | 日記

晩夏から晩秋まで出来ていたことが、条件が変わっても出来るか、初越冬の挑戦は続きました。チェーン装着走行の難所は、加速を上手くつけて車体を安定させることでした。だから、お母さんに後ろに乗ってもらいながら、補助車役をしてもらい、バランス取りとアクセルグリップの回し方戻し方に慣れるまで教わりました。平型プレスハンドルだったから、楽にハンドルを掴めました。エンストすると左脚を着地させ、休憩しながら粘り強くエンジンの再起動です。
カチッキュドッルカチッドッヒュッ
濃いガソリンがプラグに被ったままだとこんな音がしました。大きな点火音がして、このままかかると思いきや、惰力音とともにカチッと切替器の音が鳴りました。
カチッキュルキュルキュルキュル…
溜まった混合気を優しく逃がしてあげます。バーンというバックファイヤーを起こさないためだそうです。ガソリンの濃い匂いが、あたりに広がっていました。お母さんに10数えてと教わり、その通り、エンストするたび、セルの音を気にしました。すごくいい音で、振動が股間に伝わり、気持ちよかったです。
ドロドロドロドロ…
残った混合気が燃焼し始め、大きな点火音が蘇りました。
ヒュウォンドッドッドッドッウォンドッドッ
また止まると怖いから、セルボタンを優しく押したままにして、ゆっくりアクセルグリップを開けていきました。キュルキュルが止まり、ヒュッという惰力音になり、点火音がしていきました。高回転になったら、アクセルグリップを繰り返し上下させ、ゆっくり手ブレーキを緩めながら、クラッチを緩め、走りを続けました。チャリンチャリンと車体が上下動して安定したら、お母さんに肩をボンとしてもらい、左脚をフットレストに乗せました。エンストしても飛び出さないと教わり、ギアはローに入れたままにしていたから、発進は楽でした。





バイクふれあい記102 雪道走行7

2023-12-11 07:46:19 | 日記

これは、サドルが自転車タイプで、後ろは荷台を想定しているから、タンデムも含め、乗り心地が悪かったと思います。お兄ちゃんの家のものは、タンデム前提のフカフカシートでした。しかも、アップハンドルでなかったから、腕も届いたのです。お母さんやお兄ちゃんといたずらさせてもらう時は、慣れるまで後ろに乗ってもらい、教わることが出来ました。ノーマルでも、スノーでも自力で車体を支えてみると、加速までは重く感じましたが、走り出すと軽く感じるのが不思議でした。


アコーディオン継続記(22)

2023-12-11 04:07:55 | 日記

そして、今は...

「軽くて扱いやすくて、昼夜問わず思い切り楽しみたい。」

残念な話ですが、年齢とともに足腰が弱ってきます。だから、いろいろなヴァリェーションで演奏出来て、わかりやすい奏法で身体に負担をかけないサイズでというわけですから、ここに行き着きました。現職を退き、経済的にもたいへんだから、20台近く所持していた楽器をかなり集約して来ました。しかし、指使いは、いろんなシステムを覚えて弾いてみたい。アコーディオンの趣味はまだまだ続けます。

バイクふれあい記101 雪道走行6 交通安全の取り組みを

2023-12-11 03:39:13 | 日記
小2真っ盛りの私、いたずらする以上は、身の危険を守る術を教わり、しっかり実践していました。二輪車が好きなら、積雪前も当たり前にやっていたのは、転び方の工夫です。ヘルメット無しで乗れる時代でしたから、頭から転倒しないように気をつけていました。左脚を軸足にして左手をついて転ぶようにしました。右側に転べば車道だから、クルマに引かれるからです。バランスが崩れて、まさに七転八倒で慣れていました。雪質によってハンドル裁きが違うから、緊張の連続でした。エンジンのかかりや走行中の音色に敏感になっていました。いつもの金属道路に行くまで、アパート前の取り付け道路で何度も往復して慣れていました。交通安全指導員をしている今、交通法規はクルマが進化すれば、便利に乗りこなすため、周囲と自身を安全確保のため、必要なんだと感じています。