またまたやっちまったぜ。
江ノ島の弁天橋の袂から水平線ぎりぎりに富士山なんぞを撮ってやろうと
波打ち際に降りていったところ、藻に足を取られてすってんころりん
とっさにカメラを守ろうとしたのだが、「コツン」とレンズの先端が軽く路面に当たった。
「やばいな」とは思ったものの、外観はどこもへこんだり曲がったりしておらず
痛い思いをしたのは自分のみであったかと、不幸中の幸いを喜んだ。
そのまま北緑地へ行き、いつものようにねこたん撮影を開始したのだが・・・
モニターを見て驚いた。
今撮ったねこたんの足が写っていない・・・
視野率95%のファインダーぎりぎりに入れてるので、絶対に写ってないわけがないのだ
ねこたんの幽霊を撮ったのならともかく、通常、んなこたあ、あり得ないのだ・・
しっかしながら何度撮っても足が見切れる・・
そのとき賢明なおっちゃんは全てを悟った。
試しに何か目印になる小さなものをド真ん中で撮ってみると・・
モニターでは下に画面の6分の1、左に20分の1くらいズレて写ってる。
マウントがゆがんだか、イメージセンサーがずれたのか
おまけに電源オンでレンズから異音。
ファインダー内の手ぶれインジケーターも5個全部が点滅という異常表示
まあいいさ。
メーカー直販で買ったから、3年間のワイド保障がついてるもん。
誤って落としたのだって保障の範囲内だもん。
修理センターへの送料だって無料だもん。
・・・でもね・・・
非常に精巧な部分だから完全に治るという保証はないよね。
じゃさ、ちゃんと撮れるカメラ買わなきゃちゃんとした写真撮れないよね・・
という理論を急遽でっちあげ、どさくさにまぎれておかみさんを納得させちゃいました
なにはともあれ、これからしばらくの間・・・
今後はサブ機となるカメラが修理から帰ってくるまでの間
これからメイン機となるカメラが納品されるまでの間
写真が1枚も撮れないという、ものすごい不幸を背負って生きていかなきゃならないわけですが
へこむことなく、強く生きていこうと心に決めた日曜日、でありました・・うふふ。
---おかみさんに無理やり抱っこされ迷惑極まりない坊さん/みどりの広場---