さようなら柏崎刈羽原発プロジェクト

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4月7日、「さようなら原発長岡集会」集会宣言

2013年04月09日 | お知らせ
つながろうフクシマ!
さようなら原発長岡集会

柏崎刈羽原発の再稼動は許さない


日時:4月7日(日)午後1時 集会開始
会場:千秋が原ふるさとの森野外音楽堂

主催:つながろうフクシマ!さようなら原発長岡集会実行委員会

集会宣言(案)
 東京電力福島第一原発の事故から2年が経過した。
 しかし福島県民の不安や苦悩は収束するどころか、ますます深刻さを増している。そして避難生活を強いられている福島県民はいまだ16万人に及び、県内にも約5800人、長岡市にも約450人が苦しい生活を余儀なくさせられている。
この数は徐々に減ってきてはいるが、その理由は避難生活が長期化することによって経済的負担に耐え切れない等のことから、本来ならば帰りたくないにもかかわらず究極の選択をさせられた結果である。
加えて放射能被害は、福島県だけにとどまらず広域な広がりを見せると同時に、いたたまれない差別と人権侵害を受けている事例も報告されている。
このようにふるさとを奪い、命を奪い、生活を奪い、健康を奪い、そして未来を奪った原因と責任は、「安全神話」に乗っかって原発を推進してきた国と東京電力にあることを決して忘れてはならない。
そして、ひとたび事故が起きれば人間の手には負えないのが原発であることもはっきりした。
 さらに事故を起こした福島原発の廃炉計画を40年としているが、その実態は廃炉技術は確立されておらず希望的観測でしかないことも明らかとなった。加えて除染作業や事故原発から放出される放射性廃棄物や汚染水は保管場所の確保ができず放置されたり、海への投棄が画策されている。このような状態で原発が稼働されれば、すでに全国各地の原発敷地内は使用済み核燃料でほぼ満杯状態になり、青森県六ケ所村に建設されている核燃料再処理工場は稼働の目途さえ立っていないなかで、日本は半永久的に放射能汚染の脅威から逃れられなくなってしまうのである。
 にもかかわらず安倍政権は、原発事故の風化の促進を図り、事故原因が明確になっていないにもかかわらず「2030年代に原発ゼロ」とした政策を撤回して再稼働に向けて動いている。  
しかし、総選挙の結果誕生した政権の得票は四割でしかない現実を直視すれば、原発維持政策を有権者が選択した結果でないことは明らかである。世論の多数は脱原発を望んでいるのである。
ここ長岡市は柏崎刈羽原発からほとんどの地域が30キロ圏内に入っている。長岡市は国の指導に基づいて地域防災計画(原子力災害対策編)を策定した。しかし柏崎刈羽原発で福島第一原発と同じ事故が起きれば、私たちは一生長岡市に帰ってこれなくなるのである。原子力防災の基本は脱原発である。
つながろうフクシマ!さようなら原発長岡集会の名においてふるさとを守り、いのちを守り、くらしを守り、子どもを守り、未来を健全なものにするために柏崎刈羽原発の再稼働をさせず、脱原発社会の実現のために、活動と行動を一層強化していくことを決意する。
以上決議する。

2013年4月7日
つながろうフクシマ! さようなら原発長岡集会




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