かみかみの徒然草

たっぷりの笑いにちょっぴりの涙と怒りをスパイスに、毎日を心豊かに生きよう~

ヒンシュク者

2006-05-26 22:56:00 | 職場のこと
〆切が近づき、回答票が続々と集まってくる中、来週の月曜に一部の票を業者に引き渡すため、回答票の整理をしに、KチームのM主任とサトパパの三人で荷物を持って会議室に行った。
事務室にいるとずっと電話鳴りっぱなしで、しかも、狭い部屋での作業のため、どうしてもテンションが下がるのですが、まっさらな会議室に移動し、だいぶ仕事がはかどった。
ホント、連日の問合せで、通信の発達も高度情報社会ももはやどうでも良くなってくる。
原始時代に戻りたい、電話の通じないところに行きたいと、かなり人間として終わってるような気もする・・・・
M主任が黙々と作業を進める中、サトパパと私は相変わらずバカ話で盛り上がっていた時だった。

ガチャリ  ん???誰か??
いきなりドアが開いたかと思うと、中にうちらがいることに気付き慌ててドアを閉めていった・・・・
一瞬のことだったが、何だか嫌な感じだった。
でも、何事もなく作業に戻り、相変わらず下らない話をしながら仕事に集中。
初回で量も少なめだからすぐに終わるだろう~と思っていたが、意外に作業に時間がかかり八時近くまで続いた。

そして、作業が終わり、荷物を持って廊下をしゃべりながら歩くと・・・・
会議室の隣にある某プロジェクトチームの部屋の凍った空気に、一瞬のうちに声が出なくなった。
現在、うちの社内でとあるプロジェクトが立ち上がり、通常の会議室には机と電話・パソコンが持ち込まれ、立派な推進室に早代わり。
ですが・・・・開けっ放しのドアから見えたプロジェクトチームの人たちの疲れ切った様子は、まるでゾンビのようで、声が出なかった・・・
かなり雰囲気が悪く、エンピツの落ちる音すら響きそうなくらいに空気が凍っていた。

思わず、声を落として
(もしかして、うちら、うるさかった???)
(まさかダダ漏れ???)
(絶対、あいつらウルセーと思われたよ!!!)
(ギャグも飛ばせない雰囲気だったよな・・・)
サトパパと私で、ずーっとヒソヒソ話が続き、非常階段に来てやっと普通のトーンに戻す事が出来た。
いや、険悪なムードが廊下にまで伝わってきて、非常に声が出しづらかったの何の・・・

「何だか、もはや屍累々ですよね・・・」
「俺、あそこまでして仕事したくねー」
「まだ、うちの課の方がマシですね・・・」
「さっき、ドア開けてきたの、絶対ウルサイって思ってたに違いないよ」
「それにしても、あの空気、やばかったですね・・・」
と、やっとうちのフロアに戻ってきて、ガハハと笑っていたとき、
プロジェクト・チームの責任者でもある局長が通りかかり、慌てました

別室で作業していたため、電話番をしていたランニング小僧に、サトパパは某プロジェクト・チームの様子を話して聞かせた。
「もはや、空気が水色だったよ!!」
「え?そんなにひどかったんですか?」
「逆にうちらの部屋はオレンジ色や黄色でしたね~」
「いや、ピンクも混ざってたよ」とサトパパ。
「いや、ピンクは違うでしょうが!!」
どんなに周囲のヒンシュクを買っても、ギャグが飛ばせる賑やかな環境は是非とも死守したいものである。
ええ、笑いこそ明日への活力なのですから~

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