かみかみの徒然草

たっぷりの笑いにちょっぴりの涙と怒りをスパイスに、毎日を心豊かに生きよう~

出来る記者と出来ない記者

2006-03-20 23:47:51 | 職場のこと
週末の土日休みと火曜祝日を挟んでの月曜出勤。
いつもだったら「すっごく面倒くさいー!!」って気持ちになるところですが、
春の日差しが何とも暖かく、開けた窓から入ってくる風が心地良くて、
ネガティブな気持ちはすっかりどっかに行っちゃってました。
ここ一週間、どうしようもなく暇な日々が続いたので、今日はどういうわけか、問い合わせの電話が多く、それに対する対応等で時間が経つのがあっという間でした。
うちは、とある分野のデータを作成している関係から、よく記者の方から問い合わせがあるのですが、その記者からの問い合わせが今日は妙に多かった~

記者さんたちは、うちが作ったデータの数値を織り交ぜて、日々記事を書かれているわけです。
今日は幸い、どういう記事を書くのかある程度方向性を定めてから問い合わせをしてくる方ばかりだったので、こちらもスムーズに対応出来ました。
たいてい、そういう記者さんは聞く内容もはっきりしていて、私たちに対してとても丁寧だ。
(ま、中にはあまり丁寧とは言い難い人もいるが、聞く内容がハッキリしてるだけこちらも教え甲斐あるし、一応会話が成立してるのでヨシとする)
一方、最悪な記者もいる。一体どうやって一流新聞社に入社出来たのか疑問を禁じ得ないと言ったところだろうか?
質問の内容もハッキリしない上に、態度はひたすら受け身。
相づちの打ち方もひどく、日本語通じてるのか?こいつ?と言いたくなる・・・
こっちが必死になって教えてるのに、ひたすら逆ギレするヤツ。言葉のキャッチボールが出来てないという感じ。
そして、そういう奴に限って、データのコピーをファックスして貰って当たり前!と思っている。
即答出来ないものですが、と伝えると、連絡先と名前を言って一方的に電話を切られた。
番号違ってたらどうするんだー!!間違ってたら面白いのにと思ったけど、番号は間違ってなかったので残念!(爆)
この記者の仕事ぶりはハッキリ言って、レポート〆切前にテンパって前後不覚に陥ってるバカ学生並みである。
(実際、それらしきバカ学生からの問い合わせもあるが、変わりなし。)
数日後、うちの会社の別部署が作成しているデータを元に前出の記者が所属している新聞社が記事を掲載していたが、元となるデータの引用の仕方が最悪だった・・・
てか、「○○社の調査によると~」ってね、アンタ、同じ会社でも出してるモノってそれぞれ違うんだから、読者がそれで裏取ろうって時になったらどうすんのよ?
「○○社の▲の調査」ってとこまで特定せい!!
私も一時期マスコミ目指してたからわかるのですが、マスコミは情報の取り扱いについて極めて慎重さを要します。引用データの信用性は読者にはっきりと明示しないといけないのです。
要は論文と一緒。参考文献等があれば、しっかり明記せい!といった類のモノと一緒です。

記者さんでも、わからないことがあるのはある程度仕方ないと思う。
でも、わからないときは素直に謙虚な姿勢で聞いてきて欲しいです。(泣)
最初からデカい態度取られると、出るモノも出ませんよ!っていうのは嘘ですが、こちらのサポートしたい気持ちは一気に萎えーですから!!
逆に、とても勉強熱心な記者さんは話長くても、こちらは全然苦になりません。
場合によっては、関連する内容について、こちらから教えることもあるくらい。
それにしても、電話のやりとりで、「あ~この人、いい記事書くに違いない」と思ってしまうのも、やはり職業的なカンと言ったところなのでしょうか???
そういう記者さんと話終えた時「あ~いい仕事したっ!」という気分になります。

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