ひゃまの飛んでもない光論





Hyama Natural Science Research Institute

「暗黒物質の存在しない銀河の謎」を研究者が解明

2019-06-30 01:45:19 | 記事

前に、2018年、本来なら存在するはずの暗黒物質が存在しない銀河が報告され、「銀河がどう作られたのかを問う必要がある」として大きな話題となりました。

それに対して、ひゃまは以下のようなコメントを書いたのですけど、

総質量が解るような以下のような回転速度の観測データはないでしょうか?https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q10188318300?__ysp=MTA1MuKAk0RGMg%3D%3D

そして新たに、この謎を解明したとする論文を研究者が発表しています。

「暗黒物質の存在しない銀河の謎」を研究者が解明

https://gigazine.net/news/20190605-mystery-galaxy-dark-matter/

新たにわかって間違ってたのは、

1、2018年に発表された論文では銀河までの距離が約6500万光年だとされていましたが、研究者が新たに5つの独立した方法で測定したところ、距離は約4200万光年であると結論付けられました。

2、新たに計算されたNGC 1052–DF2の銀河の総量は2018年に算出された質量の約半分であり、星の質量は前回算出された値の4分の1でした。これは、総量のうち多くを暗黒物質が占めているということを示唆するもの。

要は間違った距離で算出した分散速度から10個ほどの少ない星の回転速度から割り出してたようです。

正確なパラメタで割り出した当初より少ない総質量における回転速度は、ダークマターもしくは修正重力が必要だったという落ちのようです。

大昔100億年前の銀河には、ダークマターもしくは、修正重力理論による影響は少なかった=時間軸方向への運動量が少なかったというひゃまの理論ですが、近場の約6500万光年でもないとなると問題でしたので、総質量が間違ってるんじゃないかと考えていたので、一安心ですというか予想通りでした。

ダークマター派の発表は、こういうのが多いですね。

これで、ダークマター仮説やMONDは、100億年前の銀河の回転曲線にΛ-CDMやMONDの影響がない理由を説明しなくてはならなくなった制限が付きます。

ダークマターの影響が小さかった、100億年前の銀河

https://www.astroarts.co.jp/article/hl/a/9013_galaxy_rotation









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