往診専門の治療師(さとはま)のきまぐれブログ! (注)治療事例や中医学的なことは書きません。ごめんなさい。

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養成校講師の苦悩

2018年04月17日 09時09分42秒 | 雑感
先日、わたしの携帯に知人から電話が・・・。

この知人、いまは、学校の先生をやっている。

そんな彼の意外なというか、心の叫びを聞く機会があった。

というのも、ここ最近、養成校は、減り続けている。

鍼灸や柔道整復師、略して柔整というけど。

これは、小泉政権が、認可を緩和したといわれている。

実際のところはわかりませんが・・・。

そのとき、彼は、たまたま、教員養成の学校を卒業して

そして、その学校に入職することができた。

とても有能で、かつ的確に学生さんに話をする先生だった。

その彼が、最近モチベーションがないという。

まあそれだけ、これからの自分に自信がないという。

まあ、養成校というのは、大学と違い、いかにして合格者を

増やすのか。

ということになる。

とはいえ、合格率なんていうものは、分母つまり、卒業試験で

ふるいにおとし、合格できるものだけを受験させれば、合格率は

上がる。

そんなことをかれのところもやっていたのだろう。

そんなところだが、最近入学した人の半分も卒業できず

かつ卒業しても合格できないというのだ。

そんなことって・・・。

とおもいながら、ふと、昨年度の問題をみておもった。

確かに、合格率は下がった。

また、現役の合格率はそれでも70%以上はある。

だからそんなことはないだろうな。

と・・・。

でも、財団が発表している学校別でみるとその彼のいる

学校だけが抜群にわるい。

それは大変。

というか、そこまでなるのか?

と・・。

彼曰く、昔のやり方というかあるジンクスでうごいていたそうだ。

そのジンクス・・・。

私も知っているが、だいたいカリキュラムが変更通知2~3年前は

合格率を増やすというジンクスだ。

現に、いままでも、ある年だけ急に合格率が増えているということは

あるではないだろうか。

ここだ。

このときこそ、カリキュラム救済ともいえるところだ。

でも、今年は違った。

明らかに違った。

確かに能力というのは、その人によって異なるし、合格できる水準を

もっていくのが養成校の役目。

でも、そのてんをきちんとしてこなかったのは、その学校のミスであり

その学校の学生さんがかわいそうだと思った。

やはり、養成校だけで合格できる時代はおわった。

予備校の活用かもしれない。

わたしも実際に予備校に通ったことがある。

確かに目に鱗だ。

もし、どうしても合格したい人はやはり予備校に行くべきかもしれない。

的確に教えてもらうノウハウは、養成校ではもらえないのだろうか。

教え方。

これは確かに重要なのかもしれない。

まあ、これはあくまで個人差があるのだけれども・・・。
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