本田美奈子. 骨髄バンクＣＭ

本田美奈子. 　骨髄バンクＣＭ



　　　　　



　　　　　　


　　　　　　　知人が好んだＣＭでした。


　　　　「負けない　負けさせない　白血病なんて怖くない」


　　　　「そういえる日がくることを　信じてる。」


　　　　「私たち　だって　なにか　できるはずだ。」


　　　　「白血病に　負けない　まけさせない」


　　　　　知人が最初に癌を発病したのが今から一昔前だったと聞いています。

　　　　　
　　　　　　当時　ＡＣジャパンが放映していた「白血病支援キャンペーン」


　　　　　　の媒体で特に　このフレーズが好きだったそうです。
　　　　　
　　　
　　　　「負けない　負けさせない　白血病なんて怖くない」


　　　　「そういえる日がくることを　信じてる。」


　　　　　　知人の場合は　全摘が不可能な部位に腫瘍　（グリオーマＧ３）


　　　　　が出来てしまったとの事で


　　　　「負けない　負けさせない　グリオーマなんて怖くない」


　　　　「そういえる日がくる事　を信じてる。」


　　　　　事ある度に口にしていたことを思い出します。


　　　　　彼女が亡くなられたのと同時期に　グリオーマへ有効な新たな抗癌剤


　　　　　の　日本での使用が認可されました。　ただ薬価の単価が著しく高価


　　　　　なもので　万人が容易に治療薬として　用いるには難がありました。


　　　　　参考までに１クール（５日分）が実費だと約３０万、保険適用で高額


　　　　　医療費の上限額　と実に高価なものだそうです。


　　　　　現在　グリオーマへの有効な　治療薬として　脚光を浴びてるとの事


　　　　　ですが。


　　　　「高度な最新治療」が軽い負担で受けられる様になる。


　　　　　これも知人の遺志として記しておきます。
　
　
　　　　　　

　　　　　　　


　　　　　　　知人が入院中　私とリハビリに使用していたフローのコピーです。


　　　　　　　書類の中に挟まっていました。

　　
　　　　　　　開頭手術の後遺症でしょうか　上手く開口できない。


　　　　　　　飲食は厳しく　術後　最初に出された「病院食」を口にした時に


　　　　　　　現実を知り　「病室内」で　荒れた模様です。


　　　　　　　感覚的には　左頬から唇にかけてが　　「抜歯」


　　　　　　　をする時に　麻酔をした　口腔内の様な感覚だったそうです。


　　　　　　　担当医より　「片麻痺」との旨を伝えられたそうです。


　　　　　　　幸い　症状としては軽度だったことが救いでした。


　　　　　　　１～１３まで迄を「１クール」として知人と　院内のカフェで


　　　　　　　励んだ事を思い出します。


　　　　　　「ストロー」で飲む事は問題なかった模様でしたが　「みそ汁」

　　　　　　　
　　　　　　　などのスープ類が上手く摂取できずにいた事が可愛そうでした。


　　　　　　　知人「やっぱ　これ以上　良くならないかも（泣）」　


　　　　　　　私　「○○さん　ある作家が良い言葉　を残していましたよ！」


　　　　　　　　　「立ち上がらない事が恥ずかしい事なんだ！」と