GW、仕事三昧のつもりが、結局何やかんやと息抜きした。
唯一、泊まりで出かけたのが関ヶ原。
日本が今の姿になった大きな分岐点の一つであり、一度は訪れてみたいと前々から思っていた。
行ってみれば大阪から新快速に乗って米原で乗り換えてあっと言う間に着いたので、これなら日帰りでも十分行ける。
大阪からこんなに近かったのだな、関ヶ原。
ドラマやら本ではお馴染みの場所だが、実際に現地で眺めてみるとやはり自分なりにいろいろな発見がある。
まず思うのはそう広くないエリアであったこと。
だからこそ激突したとも言えるが、長年俺の頭にあったイメージよりも狭かった。
そして何より驚いたのは関ヶ原古戦場を横断するようにして東海道新幹線が走っていたこと。
東京-大阪間を新幹線で移動する人は必ず関ヶ原の戦場を通っていることになる。
土こそ踏まなかったが、俺は過去知らぬ間に何度も関ヶ原を横切っていたわけだ。
エリアの一番の見所である石田三成の布陣跡からは新幹線がはっきりと見えたので、同じく目を凝らせば新幹線からも布陣跡を見ることができるということになる。
米原駅から東京方面へ5分ほどのあたりになるだろうか。
再現された木の柵と旗がいい目印になるだろう。
在来線関ヶ原駅からも近いので車がなくても手軽に行ける。
まあ、こういうことがわかるのも現地へ行ったればこそだ。
泊まったのは大垣。
大垣といえば、石田三成が決戦前夜まで陣を張っていた大垣城で有名だ。
宿は駅前のアパホテルにした。
大浴場付きとのことだったが、福井片町のそれとは比較にならないくらいにしょぼかった。
初めての土地、特に見知らぬ商店街を歩くのは心躍るものがある。
今回俺が夕食に選んだのは駅前商店街で見付けた「トンチャン屋」という焼き肉屋。
何でも豚の小腸をタレに漬け込んだものをトンチャンと呼んでいるそうで、それが文字通り看板メニューであった。
一人前280円とずいぶん安くて量も多い。
先ずはそれとシロコロホルモン520円、モヤシナムル、生中を注文。
結果、この2品と塩タンを何度も注文して食べ続けた。
特にシロコロホルモンが美味しかった。
確か横須賀名物だったような気もするが、大阪でも丸腸というメニュー名で結構ポピュラーだ。
二日目は早めに宿を出て長浜へ寄った。
長浜は関西圏では珍しくホワイト餃子を食べることができるので、それ目当てで寄ったのだが、ホワイト餃子についてはまたいつか書こう。