私の記憶と感性 そして 下書きのない日記 №52

多可が50 去れども半世紀の人生で この三百六十五段の湯けむり漂う
町に来てからの記憶と感性です

★煙管屋            失われて 行く・・・

2015-10-09 23:08:53 | 日記
 文化が有れば当然 言葉 物 者 人材が・・・
 季節 四季 日本の自然が変化を表す 着せるの素材 竹が必要なければ竹薮の管理がおろそかに成り
 竹の関心が当然無く成る
 門松 団扇 扇子 鳥籠 笊 物差し 洗濯竿 釣り竿 子供の玩具 その他諸々が全てが竹製品です
 そして 七夕の笹竹 竹取り物語 詰まり神話や児童文学も失われて行きます

 
   日本人

 
   煙管

語源については異説もあるがカンボジア語で管を意味する「クセル」が なまったものといわれる しかしカンボジア語の
クセルには たばこを喫煙する管という意味しかなくキセルもしくは キセルの語源となった言葉からの派生と
考えたほうがよいかもしれない

このほかの説としてポルトガル語のsorverもしくはスペイン語のsorberが挙げられている いずれも「吸う」の意である
関係代名詞queを接頭につけ「吸う物」の意味で que sorver もしくは  que sorber とした場合 
発音としては「キソルベル」となる[

煙管の部品

大きくわけると刻み煙草を詰める火皿(椀形の部分)に首のついた「雁首」(火皿の付け根から羅宇と接合する部分まで)
口にくわえる部分の「吸い口」それらをつなぐ管の「羅宇」(らう;らおとも読む)にわけられる
また 羅宇の語源は カンボジアに近い羅宇国(ラオ国・ラオス)の竹(黒斑竹)を使用していたことによるというのが
定説である 
しかし 「キセル」またはキセルの部位の語源を東南アジアに求めることに疑問は多くポルトガル語にrabo(「柄」の意)
スペイン語にrabo(「軸」の意)があることから こちらを語源と考えたほうがより自然であるとする論考もある

煙管の材質

雁首、火皿、吸い口については耐久性を持たせるためにその多くが金属製であり羅宇については 高級品では 
黒檀なども見受けられるが圧倒的に竹が多いようである 
このように羅宇が植物性の煙管を「羅宇煙管」と呼ぶ幕末以降には吸い口に草花などの彫刻や鍍金装飾がみられる
これに対して全体が金属製の煙管を「延べ煙管」と呼んでいる 
使用される金属の種類は金、銀、銅、鉄、錫、亜鉛、またはそれらの合金など多様で鍍金や象嵌を施したものもある
また 全体が陶製やガラス製のもの(最近のガラスパイプなどとは形状が違う)もあり中には竹や木でできた簡易煙管もあった

★この作品は 観覧人数が三位に成り有り難う御座いました

s10683726@ybb.ne.jp

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