タイトル未定(仮)

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11/26 関東学院大vs法政大

2005年11月26日 | ラグビー(観戦記・雑記etc)

関東 50-14 法政
(関東学院大2年振り9度目の優勝)

行って来ました秩父宮!

関東のスタメンは、ここ数試合で不動のメンバー。
一方の法政は、昨年までWTBで活躍した山本秀をFLで起用。
この奇策(?)が吉と出るか凶と出るか・・・

キックオフから関東法政とも落ち着かないプレーが続いたが、その均衡を破ったのは関東
前半10分過ぎにWTB北川智が先制トライ。藤井が角度のあるキックを決めて7-0
北川智は数分後にも、ハイタックルを喰らいながら体勢を立て直しトライ(G成功)で14-0。
しかし、北川智はこのプレーで肩(?)を痛め、数プレー後に田井中と交代。
前半20分過ぎ、その交代出場の田井中が有賀からのラストパスをゴール下まで持ち込んでトライ(G成功)21-0となった。
ここまでは関東の一方的なペース。

対する昨年度リーグ戦王者の法政も黙ってはいない。
WTB小笠原仁の個人技でトライを奪い(G成功)21-7とすると、前半終了間際にも交代したばかりのSH和田が関東DFラインにできたギャップをスピードで切り裂きトライ(G成功)21-14。
ここで前半終了。追い上げられた関東に嫌な雰囲気が漂う。

その雰囲気を断ち切ったのはFB有賀。
後半開始早々、法政DF陣に囲まれながら大きくゲイン。その次のポイントにも駆けつけピックアップから、そのままトライ(G成功)で28-14。

前半が接戦でも、後半早々にトライを奪って勢いづくのが「カントー」の強さ
その後、藤井、三根がトライを追加し36-14。

法政は元日本代表SOの森田を投入するが、その森田はBKラインとも馴染んでいない感があり、キックも不調。
森田との交代で退いたCTB大村(赤いヘッキャ)のタックルが効いていただけに多少の疑問が残る交代にも思えた。

そして、観客席のテンションが最高潮に達したのは後半37分のこと。
PR林が密集から抜け出し20mを走り抜け、最後は相手に捕まりながらインゴールに飛び込みトライ!
小柄で太い「豆タンク」が駆け抜ける姿がビジョンに映し出されると、観客席は歓声と笑いに包まれる。
ゴールも成功して43-14。

後半ロスタイムにも藤井のトライ&ゴールで関東の得点は大台50点。
ここでノーサイド、後半は関東法政を完封した。
両チームとも単純なミスが目立ったが、FW戦で関東法政を圧倒。それが勝敗に結びついた。


っで、正直に言うと関東vs法政より、その前に行われた東海vs流経の方が面白かった。
お互いにタックルミスや安易なハンドリングエラーの無い締まった試合で、後半ロスタイムに劇的な逆転トライで流経が勝利。非常に好感の持てる両チームだった。


今日で関東大学リーグ戦は全日程が終了。
1位・関東学院、2位・法政、3位・大東文化、4位・東海までが大学選手権出場決定。
5位の流通経済は代表決定戦への進出が決まった。

最後まで混戦続きだった関東大学リーグ戦。
リーグ戦の激闘で得た経験が大学選手権で発揮される事を期待しています!