見残しの塔 2016年01月04日 | Book 文春文庫の「見残しの塔」です。 「時は室町中期。宮大工を志願して九州の隠れ里から出奔した青年・左右近。一方、若狭の国から母を尋ねて旅に出たのは、新田義貞の血を引く清らかな姫・初子。国宝・瑠璃光寺五重塔建設に賭ける番匠たち、そして塔の下で交錯する誇り高き人々の運命を描いて日本人の魂に爽やかに響く、傑作歴史長編の誕生。」とのことです。