コーヒー・ブレイク

故(ふる)きを温(たず)ねて新しきを知る

大器晩成のひと

2014-12-11 | 日記
愛読している読売の十二月十日付の編集手帳で大器晩成という四字熟語が使われていた。
菅原道真の言葉からの引用である。
将棋の世界で41歳になってプロ将棋の試験に合格した今泉健司さんをたたえての言葉である。
大器は大物、晩成は年を取ってから成功すること、と辞書にはある。
省みるに、自分は大器どころか小器でもない。あえていえば凡器か。
そして晩成にはまだ早い。
だがこのまま終われば晩成もない。
編集手帳の筆者同様、「小器われ晩成もせず永らへて凡器を抱き安らかに生く」の新村出の
一首がふさわしいようである。       

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