ＪＲＡからの移籍馬について、金沢競馬より
入厩馬の情報が届きましたのでお知らせいたします。
９月２３日抹消
★ファナラキシス 岩切敏男厩舎へ入厩
★マイスプレンダー 佐藤茂厩舎へ入厩
９月２４日抹消
★トップポイント 平床良博厩舎へ入厩
※９月２９日に登録を抹消したブライティアギフト
既に入厩済みです。
入厩先はわかり次第追ってお知らせします。
新天地での活躍に期待しています！
今日のニュース
今月７日、ＪＲＡが昨年の凱旋門賞馬バゴの購入を
決定。１１月２７日のジャパンカップ(GI)を最後に
（社）日本軽種馬協会で種牡馬として繋養されることが
発表され、話題になっていますね。
ＪＣといえば、０２年にＪＣダートとの両レースを制し、
史上初の２日連続Ｇ１制覇をやってのけた「フランキー」
デットーリ騎手を思い出します。
Keiba@niftyうま情報局に掲載された記事によると、
そのデットーリ騎手のお手馬２頭が引退を表明しました。
まずは、昨年のイギリス最優秀古牡馬、ドワイエン。
Photo:(C)SKY SPORTS
ドワイエン(Doyen)は父にSadler's Wells、母にMoon Cactus
(９０年仏オークス２着馬)という血統背景を持つ００年
生まれの鹿毛の牡馬。
デビュー戦では５着に敗れたものの、翌年３月の２戦目
で初勝利を挙げ勢いに乗り、３連勝でリス賞（仏G3）を
後続に４馬身差をつけて優勝し、重賞初制覇。
同年の凱旋門賞(仏G1)ではダラカニの４着と健闘しました。
明けて０４年、ゴドルフィン、ビン・スルール厩舎に移籍、
コロネーションC(英G1)での２着に続き、ハードウィックＳ
(英G2)ではコースレコードをマークし、６馬身差で圧勝。
続くキングジョージⅥ世&クイーンエリザベスＤＳ(英G1)
で念願のＧ１初制覇を達成しました。
その後は勝ち切れないレースが続き、ゼンノロブロイが
参戦して２着と大健闘した今年８月のインターナショナルＳ
(英G1)では大差の６着に惨敗。残念ながら同レースが
最後となってしまいました。
通算成績は重賞３勝を含む１４戦５勝。
引退後は英・ニューマーケットのダルハムホールスタッドで
種牡馬となります。
そして、もう一頭。
０１年にグラスシックネスで急逝したドバイミレニアムの
代表産駒、ドバウィが後肢の靱帯の故障のため
現役生活を終えることになりました。
Photo:(C)SKY SPORTS
ドバウィ（Dubawi）は母にZomaradah （９８年伊オークス馬）
という血統背景を持つ０２年生まれの鹿毛の牡馬。
０４年６月のデビュー戦をあっさり勝ち上がると、３連勝で
ナショナルＳ(愛G1)を制しＧ１初制覇を達成。
今季初戦となった英2000ギニー(英G1)では伸びを欠いて
５着に敗れるも、続く愛2000ギニー(G1)ではオブライエン
厩舎所属のオラトリオ(牡３歳)を撃破し、Ｇ１・２勝目を
挙げています。
英ダービー(G1)では距離が長いと言われながらも３着と
好走。
マッキヴォイ騎手に乗り替わったジャックルマロワ賞(仏G1)
では昨年の優勝馬ウィッパーに１馬身半差をつけ、９９年
に同レースを優勝した父との親子２代制覇を果たしました。
先月２４日に行われたクイーンエリザベス２世Ｓ(英G1）でも
２着に入り、次走、ブリーダーズＣマイルを目標としていた
矢先のアクシデントでした。
通算成績はＧ１・３勝を含む８戦５勝。
現役時代にはデットーリ騎手が「精神的にタフで勝負に貪欲。
大好きな馬だ。」とコメントしていた彼。
亡き父の後継種牡馬としての期待が集まりますね。
２頭とも本当にお疲れさまでした。
これからもがんばってくださいね。
がんばれ、内国産種牡馬たち！
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