ほぼ日刊おつかれさ馬Times
~JRA登録抹消馬をメインに引退競走馬たちの情報を綴っています~
 



JRAから発表された登録抹消馬に追加が
ありましたのでお知らせします。

9月21日 1頭追加(計35頭)

★ハギノコマチ
 父ジェリ・母ハギノトニーレディ
 2002/03/02 村下明博生産
 牝3歳 栗毛 鮫島一歩厩舎(栗東)
 生涯成績 1-1-0-2
 ラストレース
  2005/03/27
  2回阪神2日目9R
  君子蘭賞(500万) 2着
主な成績
  04 阪神ジュベナイルフィリーズ(GI) 4着
  05 チューリップ賞(GIII) 6着


9月24日 1頭追加(計35頭)

★タツヤライ
 父パークリージェント・母フジギニー
 2001/04/15 佐久間孝司生産
 牡4歳 栗毛 中野栄治厩舎(美浦)
 生涯成績 1-1-0-13
 ラストレース
  2005/09/19
  2回札幌4日目7R
  500万戦 

9月28日 1頭追加(計35頭)

★ベルティセ
 父ホワイトマズル・母ベルシャルマンテ
 2003/04/27 岡田スタッド生産
 牡2歳 鹿毛 昆貢厩舎(栗東)
 生涯成績 0-0-0-1
 ラストレース
  2005/08/28
  1回札幌6日目4R
  新馬戦 9着

9月29日 1頭追加(計15頭)

★インターフラッシュ
 父タヤスツヨシ・母キョウエイリード
 2002/05/15 インターナショナル牧場生産
 牡3歳 鹿毛 柴田政人厩舎(美浦)
 生涯成績 0-0-0-3
 ラストレース
  2005/02/27
  2回中山2日目3R
  未勝利戦 8着

以上です。

今日のニュース

今月1日付の中国新聞掲載記事によると、先月30日の
記者会見で、福山市の羽田皓市長が、今月末にも福山
競馬へのサラブレッドの導入を正式に決定する方針
を明らかにしたとのことです。

アラブといえば93年の最優秀アラブ馬シゲルホームラン
を覚えていますか?
゛格付けのないただの重賞"などといわれた「セイユウ記念」
を93年から三連覇した彼。15歳を迎えた今は、すでに
種牡馬を引退し、にいかっぷホロシリ乗馬倶楽部で元気に
暮らしているようです。

アラブ系馬は持久力が高く故障も少ないため、主に地方
競馬で重用されてきましたが、スピードが遅いことから
徐々に人気が低迷し、レース数も年々減少。95年には
ついにJRAからアラブ系のレースが姿を消しました。
現在サラ系とは別立ての番組を組んでいるのは荒尾と
高知ぐらい。

そんな中、福山競馬は全国で唯一アングロアラブだけで
開催している競馬場ですが、他の地方競馬同様、深刻な
経営不振に陥っており、大幅な経費削減を実施してきました
が、アラブ馬の生産頭数の激減に伴い、レース継続自体
が困難になるとされていました。
JRAでのレース廃止以来激減したアラブ系馬の生産頭数
は01年の450頭余りから、昨年は80頭近くにまで減って
しまいましたが、福山競馬では年間85日間開催されている
レースを維持するためには最低でも500頭の競走馬が
必要とされ、来春には380頭余りに減ってしまう頭数を
カバーするためにもサラブレッドの導入は不可欠との見方。
羽田市長はこれまで、「黒字確保の見通しが立たなければ
市営競馬の継続も含めて市民の理解は得られない。」
との見解を繰り返してきましたが、今年上半期の競馬事業
について黒字を確保できる見通しが立ったとし、導入に
向けて具体的に動き出したようです。

しかしながら、全国競馬・畜産振興会が95年からの8年間
で合計12億円近い補助金を馬主向けに支給してきたにも
関わらず、今年2月にはこの補助金目当ての詐欺罪で
馬主が逮捕される事件まで起きており、そこまで悪化した
状況をサラブレッドの導入で打開できるのかという懸念は
拭いきれません。
導入により、生産過剰になっている今のサラブレッド
馬産地の状況に何らかの救いになるのではとの見方も
あるようですが、人間によって究極のスピードを追い求める
競走マシンとして創り上げられた馬ばかりでは、
味気ないような気もします。

福山競馬では今年7月、何とかアラブ系馬のレースを
盛り上げようと、「高知競馬サラブレッド招待交流」と
銘打ったレースを施行。アラブの現役最強馬スイグン
が見事優勝し、かなりの盛り上がりも見せていたそう
です。
そんなレースがあったら楽しいのに・・・と思いつつも、
やはり利益を伴わなければ成り立たないということ
なんですね。
アラブ系馬が競走馬として生き残って行く道はもはや
閉ざされてしまったのでしょうか・・・




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JRA発表の登録抹消馬は1頭でした。

★バクシンアッパレ
 父キンググローリアス・母セントグレイス
 2002/04/29 大北牧場生産
 牡3歳 芦毛 小林常泰厩舎(美浦)
 生涯成績 0-0-1-9
 ラストレース
  2005/10/02
  2回札幌8日目2R
  未勝利戦 9着
 乗馬


今日のニュース

競馬ブックの10月6日掲載記事によると、国内での
シャトル種牡馬として新冠のビッグレッドファームで
04年から供用されていたステイゴールドが1日午後、
門別のブリーダーズスタリオンステーションへ無事
再入厩
したとのことです。

現役時は「善戦マン」とありがたくない称号を与えられ、
出走するごとにファンを一喜一憂させてきた彼。
私もヤキモキさせられたファンの一人ですが、香港で
悲願のG1制覇を達成した時よりも、2年半ぶりの勝利で
初の重賞制覇を達成した00年の目黒記念(GII)の時の
ほうが感動が大きかったという方も多いことでしょう。
そんなマイペースの彼も種牡馬入りしてからは現役時代
のやんちゃぶりから一転、「優等生」として真面目(?)に
お仕事をこなしているようですね。
記事によると、久しぶりの故郷へ戻った最初のうちは
ちょっと興奮気味だったものの、以前と同じ馬房に納まる
と早速寝藁に横になってリラックスしていたそうです。
「そうそう、ここ、ここ。前と一緒。懐かしいねぇ。」という
声が聞こえてきそうですね。

今年馬名登録を済ませている彼の産駒は64頭。
エムエスワールド(牡・母トップワールド)が新馬戦を
8馬身差で圧勝し、父に初勝利をプレゼントしましたが、
続く小倉2歳S(GIII)では残念ながら8着に敗退。でも
まだまだこれから!なんといったってステイの子ですから。
そしてデビューから3戦連続2着と、こちらもいかにもと
いう感じのコスモプラチナ(牝・母グレースマリヤ)など、
「楽しみ」な子供たちが控えています。
これからも長~~い目で見守っていきたいですね。




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