岡村屋本舗地下1F通路(年中不定休) 和太鼓奏者岡村柳侍の活動や、月兎園の事だったり、その他諸々。

和太鼓奏者 岡村柳侍の活動。群馬県榛東村にある多目的スタジオ付きの施設「月兎園」の情報や全く関係ない事など

集まった後に・・・(色々思う所総括)

2012年03月03日 03時16分39秒 | Weblog
「集まれ!次世代の表現者たち」選抜公演終了しました!

お越し頂いた皆様、ご覧になった皆様、意見を下さったアドバイザーの皆様有難うございました!
ここに到達し、色々な意見を聞いた総括として思う所を書いてみます。
アドバイザーの方々でこのblogを見て頂けたら幸いです。

思った事は、整合性とは大衆性である事。
古典、現代曲ならその連綿と続く情報の中からの意見が主でしたが、ただ我々や他洋楽器を入れた編成は洋楽を基としたアレンジが多く、洋楽ポピュラー目線から見た所での意見が多かったです。
特にリズムに関しての事が多く耳が痛かったなぁ。

古典、現代曲の純邦楽路線なら道筋が有る程度決まっていてそのジャンルにおいての人口、整合性もある程度確立されていますが、和洋ミクスチャー路線では真新しく見える所もあり、未だ道筋が決めづらい様です。

自分が目指しているのは、和洋ミクスチャー音楽ジャンルの確立です。
カントリー、ブルース、ロック、ジャズと歴史の中で思想、理論が融合し変遷して行ったものと同様に進化してジャンルとして歴史を作って行けたらと。
その中に月詠もあったらいいなと漫然と思っています。

もっと言うなら学校に軽音和楽器部が出来て「今日は月詠の曲やろうぜ!」「いや月詠ダセぇよAUNだろ?」みたいな会話があるような未来があったら面白いかな(笑)

大それた事を未来を語ってしまいましたが、演奏側からあえて意見を言わせて頂くとまだ日本ではその敷居の高さと間口が狭いのかな?と見ています。
過去、竜童組、六三四、あと先人たちの和洋セッションなどありましたが活動停止したり、一過性で終わってしまうものでした。
ただ最近は確実に人口とさまざまなスタイルなど増えつつありますよね。昔は対バン相手見つけるのも一苦労だったのに・・・

また最近では何の流れか六三四のコピーバンドのアドバイスまでする様になりました。人口が増えるのは良い事。
もっと身近に聞いて、演奏出来る所まで来ないといつまで経っても珍しい、異ジャンルの音楽のまま。

自分も規範になる様に
知識を吸収しないと!
練習して新たなテクニックを作らないと!
楽器を買わないと!←これが一番痛い(泣)

公演の最後の厳しい言葉「古典をもっと勉強しなさい」
打ち上げの最後にアドバイザーから頂いた言葉「古典をやる人は誰かしらいるから、そのまま新しい事を追求すれば良い」
相反する言葉でしたが、両方とも胸に響きました。

最後に選考に選んで頂いたアドバイザーの方々へ、この様な機会を頂きどうもありがとうございました。
厳しい言葉、意見を下さった事、すべてに応える事はなかなか出来ないかと思いますが、真摯に受け止めて前に進みたいと思います。