龍虎堂薬局 元気blog

あなたに元気でいてほしい…

低反応卵巣

2006-12-24 | 勉強会から
街はクリスマス一色でしたが、この日もお勉強です。
今年有志で制作した「子宝チャート」(不妊症を中医学からアプローチした本)の監修者としてもお世話になった河野康文(康文海)先生をお招きし、『低反応卵巣』の講義を頂きました。

河野先生も私に中医学の基礎を教えて下さった恩師。
3年ほど東京の薬局で一緒にお仕事もさせて頂きました。
とても優しく私たちを気遣ってくださり、中医学を教えて頂くのはもちろん、リンゴを剥いたり、棚を作ってくださったりと“父”のような存在です。

『低反応卵巣』とは
高度生殖医療(体外・顕微授精など)の際、薬物で卵巣を刺激しても思ったように卵巣が反応しない状態を指します。
hCGを投与しても成熟した卵胞が3個以下、血中E-2が500pg/ml以下などです。

キーワードは『卵巣予備能』
超音波検査や、FSH(卵胞刺激ホルモン)の数値、卵巣から分泌される[インヒビンB]というホルモンの数値で分かります。
薬局の店頭では詳しい数値を調べる事は出来ませんが、採卵できた卵子の個数によって推測する事が出来ます。

中医学では疲弊した卵巣を補い、質の良い卵子が育つように“腎”を補うお薬を使います。

基本的に1生理周期で排卵される卵子は1個。
しかし、卵巣内には原始卵胞として数万個が存在し、約3ヶ月前から排卵に向け、FSHの刺激を受けて卵子が育ちだします。
5~7個の胞状卵胞の中から“主席卵胞”として1個の卵子が排卵されるのです。

継続した“補腎”や体質改善が必要だという事がこの面からも良く分かりました。
元気な卵子を育てるお薬は、人(体質と状況)によって違います。ご相談下さいね。

written by むすめ





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