志在千里

思ったことを言うだけのやつ

6/28

2021-06-28 22:26:00 | 日記
本日の質問
・好きなコンビニスイーツは何ですか。
・本番に弱いです。どうすればいいですか。



お魚さんの考え
・セブンのしろもちたい焼きです。


・いろんな要因や考え方があるかと思いますが、個人的に最も多く人にあてはまるかな?と思うのは「本番に弱いのは、本番で練習してないから」です。
 少しピンと来ない言い方でしょうか。平易に言い換えれば、

「本番想定ができていない」

ということです。
 本番の空気感や緊張感、本番での「ミスしたくない」という焦りや不安、本番の「一度きり」感など。これを、いかに練習の時に経験できているかの差がいざ本番で明らかになります。緊張すれば思い通りのプレーができないのは当たり前です。だからこそ、それを経験してないといけないんです。
 ですから、質問の「どうすればいいですか」への答えは、「想像力を働かせたらどうですか?」です。練習のときの単純なメニューに、いかに本番のリアリティをイメージして取り組めるか、これを意識してみてください。本番をイメージしていればテキトーな送球もできないし、1人10球の練習も本来なら3球外せばアウトなんだ、という意識で打席に立てばバットブンブン丸にもならないはずです。

 僕の身の周りには、同じ学年でも県で成績を出した人、その先の地方大会まで駒を進めた人がいます。全てが全て元々の運動能力だけの力ではないと思います。一つ一つの練習の意義を理解し、それが本番にどう生きるかをイメージして努力を継続してきたんだろうな、と思いますし、競技を問わず、結果を出す選手のプレーにはそういう努力の背景が嫌でも滲み出てしまうものです。そのオーラがその人の強さになってるように感じます。
 そうなりたくても、顧問やコーチに練習を「やらされて」いるうちはなかなか厳しいでしょう。限られた時間、限られたメニューをいかに自分のものにするかだと思います。


 最後に、僕が小学生のころ大流行だったアニメ、メジャーの主人公茂野吾郎くんから一言。
「人にやらされた練習を努力とは言わねえだろ。」
僕もそう思います。では、頑張れ!

6/25

2021-06-25 23:58:00 | 日記
本日のお悩み

1てんてんとするってどう書く?
2明日大会で緊張します


お魚さんより

1転々とするです

2テスト期間もあって練習しきれなかった不安はあるだろうけど、自信もっていくしかねえ!
負けたらどうしよう、ミスったらどうしようっていうのは、結局はわざわざ自分で作り出した恐さです。
その意味で、やっぱり1番の相手は自分自身じゃねって思います。
やれることをやるだけ!頑張れ!

なんで怒鳴らないんですか?

2021-06-23 20:06:00 | 日記
本日の質問

・なんで怒鳴らないんですか?なめられますよ。


帰りの会で話したアンサー
 僕がそもそも感情的に怒鳴りちらかすのが得意じゃないというのは確かです。でも、そういう注意の仕方を避けようとしていることも、また確かです。
 教える側の一挙手一投足は、こちらが思っている以上によく見られていると常に意識しています。何かあったときにとりあえず怒鳴ってやめさせる、というのを繰り返していると、みんなには

「あ、人に行動を改めさせたいときは大きな声で脅せばいいんだ。」

ということを教えてしまうことになると思っています。
 ですから、極力何がだめか、どうしてだめかを根拠と理屈をもって説明するように心がけている社会人一年目でございます。
 もちろん、うまく説明できないこともあるし、返って屁理屈をこねられることもあります。より上手な関わり方を目指して日々勉強中です。

 僕が小4のころ、「女王の教室」というドラマがありまして、その中であるおじちゃん先生が次のようなセリフを言ってました。

「大人がかっこよくないから、子どもがグレるんです。」

うろ覚えで微妙ですが。。。

 でも、真理だと思います。今の自分がかっこいい大人だとは到底言えませんが、人に求めることは自分もやらなきゃいかんだろうという、考え方の軸はぶらさずにもがいてみようと思っています。

朝の会より

2021-06-21 21:40:00 | 日記
今日の朝の会で話したこと


通りたい道があります。でもそこに人が立ってます。

その時に、
   「そこ邪魔」
と言うのと
   「そこ通して」
と言うのとでは、求めるものは同じなのに相手の受け取り方は全然違うと思います。
さらにそこには、+αの要素(口調や表情など)も相まってくるため、その違いはより顕著です。
同じ主張ならば、相手を不快にさせない言い方にした方がwin-winですよね。
むしろわざわざ人間関係をぶち壊しにいって、何か得することがあるならばそれはそれで聞いてみたいものです。
同じ環境に生活している以上、相手とハートフルな関係を築いておいた方が、住みよい環境に調整できるという意味において、自分にとってのメリットもあるはずです。

だから気をつけようね、ということなんですが。。。



これで終わらず、もうちょっとそれに付け加える形で話してみます。

先ほどの「邪魔だ」と「通して」の違いですが、「受け取る印象」の他にどんな違いが挙がるでしょうか。

様々な視点が挙げられるでしょうが、一つには、前者は「事象の説明」、後者は「主張」になっているという点が異なるということが言えると思います。

論理的文章(説明文といった方がイメージしやすい人もいるかな)の学習で言われた記憶もあるかと思いますが、

事実を説明した上に筆者の主張は成立する

ものです。今回の内容に合わせて簡潔に言うと、論理的文章のステップは、ざっくり

1.事象を説明する
2.それらをまとめて主張に昇華する

となります。1の段階を踏まえての2になるわけです。
これで言うと、「邪魔」は1であり、「通して」はそれを踏まえた2の主張であるということです。

ですから「そこ通して」と言えるというのは、心が優しいかどうかだけではなく、すぐに意見を生成し、主張にまとめあげることのできる、賢い人かどうかということに影響されると言えます。

みんなには、同じことを言うなら「邪魔だ」ではなく「通して」と言える優しい人になろうね、というのに加え、それができる頭の回転の速さをもった人になろうね、そのために頑張って勉強しようね、と伝えたいと思います。


結局「やる気」かよって言われそうだけどもさ

2021-06-21 20:40:00 | 日記
本日のお悩み
①成績が伸びません(多数)
②試合で勝てません(野球部)

魚の考え
どちらのお悩みも、言い方が少し違うんじゃない?って思っ太郎。
その質問であれば、①は「勉強頑張れ」、②は「練習頑張れ」という回答が返ってくるでしょうし、それは聞かなくても自分で分かってることだと思います。
勉強頑張ればそりゃ成績は伸びるし、練習頑張ればそりゃ試合でも勝てるようになってきますよ。それが分かってるのにできないとなると、それぞれの質問は

①勉強を頑張れません
②練習を頑張れません

という言い方の方が適切なんじゃないかと思んですよね。

成績が伸びなくて悩んでるんじゃなくて、やらなきゃいけないって分かっているにも関わらず勉強を頑張れないことに悩んでるんじゃないんですか?
試合の方も同様です。

些か挑発的な言い方ですが、義務教育段階の学習やスポーツなら、本人がその気になってやりさえすれば、ある程度のレベルまではセンス関係なく上達できるものだと思っています。
その学問の専門家を目指していたり、その競技でご飯を食べていこうとしていたりとなればまた水準がハネ上がりますが、それを目指しているのはまず少数派でしょう。


ですから、まずは「どうやったら自分はやる気をだして頑張れるか」という悩み方にシフトしてみてはいかがでしょう?
成績が上がらないと現状を嘆いてだけいるよりは一歩前進だと思います。


そのやり方については絶対長くなるし、個々によって具体的な方法は違ってくるでしょうからここでの言及はやめときます。


ただ、とかく学校は忙しいので、何かにつけてじっくり取り組む時間を確保しづらいものです。そのため、具体的な手立ては人によりますが、おそらく努力の方向性は
1.与えられた時間での質を高める
2.自主的に取り組む時間を確保する
という、質的アプローチと量的アプローチのどちらかになってくるとは思います。