猫2匹ときどきベランダガーデン

お星さまにゃんずと一緒にベランダガーデニング。 刺繍ネタ少々。ヴァイオリニスト山根一仁さんファン。

トッパンホールエスポワールシリーズ11 山根一仁Vol2 忘れないためのメモ

2015年08月02日 | ヴァイオリニスト山根一仁さんコンサート

7月29日トッパンホールに
山根一仁さんのコンサートに行ってきました。
なんと山根さん20歳のお誕生日!
おめでとうございます!

前回のエスポワールシリーズVol.1では
ソロリサイタルで山根さんの魅力を堪能しました。
今回は、チェンバロの北村朋幹さんと
ミニオケのみなさんと一緒に、アンサンブル仕立ての演奏会。


この演奏会の前日、会社の友人が亡くなりました。
前半のシュニトケ、ショスタコーヴィチが、
追悼の気持ちとリンクしてしまいます。

もしヴァイオリンの音が一本に聴こえたら
もっと感動しただろうなあ。

さて、黒一色の前半から後半は一転
華やかな舞台に。
女性は色とりどりの美しいドレス
男性も、心なしか明るい表情で。

そして、黒い上着に、赤いてろんとしたシャツの
山根さん登場。
くー!!!
おばさんはもう、ドキドキしてしまう…

恐ろしく速いテンポの『四季』
今度は弦の音が、よく揃っています。
華々しいこと!
そして自由な輝きにあふれています。

聴いているうちに、どうしても心に浮かんでしまうのは
亡くした同僚の姿。
楽しく話したこと、
体調が悪いのに、懸命に出勤していたこと。

曲の明るさに浮かぶ風景の中
彼は青空に溶け込んでしまい
姿が見えなくなったあとに
空間に満ちるのは
彼のいない悲しみ、
わたしの後悔の思い。

山根さん達の音楽から景色が浮かぶのは
心が解き放たれてしまうからなんでしょう。

アンコールはバッハ

涙の止まらない演奏会になってしまいました。
山根さんの大切な日
20歳のお誕生日なのに
しめっぽい記事ですみません。


しばらくは同僚のことばかり
思ってしまいそうです。

忘れないための メモ





山根さんの過去の記事はこちら↓ カテゴリー:山根一仁さん

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